Wild Nights for Moonbeamは、オリジナルを超えた? 改訂版

   2016/09/14

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拡張版で見違える?

Wild Nights for Moonbeam

From Renderosity

3D-Ageという販売者さんが出している「Moonbeam II」の拡張版商品。オリジナルは、自動フィット機能?入りで、とても使いやすいビクトリア4向けのドレス。手間いらずで、魅力的です。

パーティドレスを意識?してつくられたようですが、自分には水着とドレスを合体したようにしか見えないし、ただ肌の露出が激しいだけで、いまいちだなという印象でした。3D-Ageさんのはあっさりした配色が多く、気を削がれてもいました。

しかしこの拡張版では、オリジナルの地味さ?、淡白さ?を解消し、ゴージャスでデザイン豊か、そしてきれいで美しい配色際立つのに変えてくれます。3D-Ageさんには失礼ですが、段違いといってもいいくらいになります(大げさかな?)。

元の商品の良い部分を残しながら、拡張版でさらに良いものにしているのかなと思わせます。色やデザインを変えるテクスチャは、値段の割に量があるし、クオリティの面でもかなり満足できます。

リアルさが増してる?

Wild Nights for Moonbeam

From Renderosity

細かいことをいうと、ドレス生地に見られるしわはオリジナルと微妙に違い、さらにリアルチックになっています。

たまたまそう見えただけかもしれませんが、レンダリング画像の出来に良い効果を引き出せるような気がします。

またドレスのカットデザインを変えるものが一枚?含まれていますが、それが拡張版に花を添えている感じです。

普通、拡張版は色やデザインを変化させることをメインにしていることが多く、あまりドレスカットを変えるのはついてきません。それが付属している当商品は、価値があるといえます。

プロモテキストを見ると、Poserと「Moonbeam II by 3D-Age」の2つしか記載がありませんが、たぶんPoser6以上なら、大丈夫でしょう。オリジナルの使用条件に、Poser6以上とあるからです。

ただVictoria 4自体の動作条件が、Poser7以上なので、最低「7」以上で扱うのが安全でしょう。DAZ Studioは、たぶん動きます。

現在あるのは「4」以上ですが、それで大丈夫のはずです。商品自体はオリジナル、拡張版ともに素晴らしいのに、何で動くかについては詳しく書かれていないのが、残念ではあります。

色はバランスがとれてる?

Wild Nights for Moonbeam

From Renderosity

配色は、鮮やかなものと落ち着いたものでバランスをとっています。

中には「和」を感じさせるデザインがあり、アジアに興味がある売り手さんなのかなと親近感?が湧きます。

日本の伝統工芸?を思わせる蒔絵みたいのやサクラのデザインは、特にそういう印象を受けました。

どちらも年齢をかさ上げしたり、少し下げるような効果の両方が演出できそうで、画像作成に力が入ります(自分だけ?)。

海外の方のは、鮮やか、明るい、落ち着いた配色を織り交ぜながら、グラデーションを効かせてきれいに、美しく魅せるのが多いイメージ?がありました(そんなことないかな?)。

当商品もその系統?ですが、アジアンテイスト?が入っているという意味では、少し他のと違う感じで独自性が高いなと思います。

いずれにしろ、色とデザインのバランスに優れ、ドレスにのせたらさぞ映える拡張版のはずです。またライティング、カメラアングル、仕草でより魅力的になっていく可能性を持っているといえます。

販売者さんは?

Atenaisという方。専用ページに行くと女性の写真が掲載されているので、女性なのかな?かなりの数の拡張版商品を販売しています。とにかく明るい色がたくさんあり、見るものをワクワク、明るく元気にしてくれるようです。

ただ、この色をのせてこんな場所で着ていいのかなとか思うのもあったりするので、少し場所を限定されてしまうような色遣いかなと感じます。固いことを考えなければ、鮮やかな素晴らしい色を楽しめることでしょう。

ミニセールの対象には選ばれても、あまりセール対象にされることがないので、あったら購入候補に挙げようかなと思っています。これからどんな配色・デザインの拡張版を出してくるのか楽しみです。

現在(2015年10月29日)も明るく前向きにしてくれるような拡張版を出し続けています。数は少ないものの、落ち着いた配色で静かにフィギュアの印象を高めるような背景素材、マテリアル商品もあり、一辺倒ではない売り手さんのすごさを感じ取ることができます。

ビクトリア4向けの拡張版商品がこれまで多かったのですが、「6」向けのが増えてきたように思えます。まだ数は少ないですが、もしかしたら今後充実させていくのかもしれません。できれば「4」向けのも出し続けてほしいなと思います。

最近わかったことですが、クリアランスセール対象に選ばれているものは近い将来「販売中止」になることが少なからずあります。もし気に入ったものがあり、これだけは今後無くなったら嫌だなと思うものは、手にしておくのが無難だと思います。

紹介した商品ページリンク先

Wild Nights for Moonbeam

From Renderosity

Wild Nights for Moonbeam by Atenais

商品中身: ドレスの色を変える数十種類のテクスチャ
対応ソフト: Poser6以上、DAZ Studio4以上
対応フィギュア: V4,A4,G4,S4,Elite
必要なもの: Moonbeam II by 3D-Age
販売場所: Renderosity(海外オンラインストア)
支払方法: クレジットカードあるいはPayPal

※紹介した商品は、3DCGソフト(PoserやDAZ Studio)で使えるデジタルデータです。
※Poser Pro 2010以上ならたぶん動くと思います。
※右の画像の髪の毛、フィギュアなどは商品に含まれていません。あるのはドレスの色・デザインを変えるテクスチャだけです。
※紹介した商品は拡張版ですので、オリジナル(Moonbeam II by 3D-Age)が必要です。
※対応フィギュアのVictoria 4(A4,G4,S4,Eliteを含む)は、DAZ Productionsで販売されているデジタルデータ商品です。紹介した商品とは違うストアで取り扱われています。

手にする方法は対象品をカートに入れて、チェックアウトし、決済するだけ。といっても難しいかもしれませんので、参考までに、入手方法を載せておきます。

リンク先のビジュアル、サイトレイアウトと若干違うかもしれませんが、適宜読み換えて頂ければ、大丈夫だと思います。
DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
※紹介した商品とオリジナル(Moonbeam II by 3D-Age)は、Renderosityストアで販売されています。手にする方法は上と同じですが、慣れないと難しいかもしれませんので、買物方法を載せておきます。
Renderosityでのお買物方法 準備編
Renderosityでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
Renderosityでのお買物方法 実践編 その2(Renderosityの決済画面)
Renderosityでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)

久しぶりに改訂更新(2016年9月14日)したら、「Wild Nights for Moonbeam by Atenais」は販売中止になっていました。リンク先は残っているので、将来的に再開されることを願い、残しています。オリジナルはまだ販売されているようです(2016年9月14日)

PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ

紹介した商品(拡張版商品含む)は、Victoria 4に対応したデジタルデータ商品で、扱えるのはコンピュータ上になります。したがって必要なのは、

Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T
Poser 10
Poser Pro 2014
④DAZ Studio 4以上
DSON Importer for Poser by DAZ Originals

です。必要なのは、①、②か③か④、の2つ。当ブログではPoserで動きそうなのをメインに紹介しているので、②か③をおススメしています。これ以外のパソコンはこちらのページでも紹介しています。

以下の内容は、PoserとDAZ Studioを両方使いたい人向けで、なんとか工面しながらより楽しめるようにする心構え?みたいのが書かれています。

どんなPCを用意し、どう扱えば?

上記①~⑤のうち①~③について補足をしたいと思います。①はそのパソコンスペックでないと動かないというわけではなく、同等のスペックを持つものなら他のでも構いません。

いろいろなパソコンショップを見たところ、ツクモさんのが比較的安くて評判が良く、それでいて必要十分なパーツを積んでいるという点で良いなと思ったので、掲載しました。

①くらいのスペックを持つパソコンであるなら、Victoria 4はかなり快適に扱えるはずです。そして「Victoria 7 by DAZ Originals」以降のフィギュアも割と軽快に動かせるでしょう。

ただ第七世代以降を想定しているのなら、以下に注意してパソコンを選ぶ必要があります。

★OS: Windows 7 64ビット以上
★CPU: Core i5 or Corei7以上
★メインメモリ: 8GB以上
★GPU: Nvidia Geforce Seriesの良いもので2~6GB
★電源: 600~700Wくらい

OSは32ビットではなく、64ビット必須。なぜなら「V7」の動作条件になっているからです。そしてできれば「Windows 7 64ビット以上」を選びましょう。

「10」でも動くとは思いますが、実際試していないのでわかりません。当方は「Windows 7 64ビット」で動作確認しています。

残りのスペックは、Octane、Reality、DAZ Irayなどのレンダリングエンジンを利用するにあたり必要になります。

ここまでが高機能パソコンで注意することですが、なかなかに高額なので、自分でも改めてよく調べて、予算とも相談しながら、納得して手にしましょう。

ちなみに外国製のポーザーやDAZ Studioは、日本製のパソコンでもきちんと動きます。ただメーカー製(東芝、ソニーなど)のでは基本的にスペックが足りないし、動くように設計されていません。最近は高機能化していますが、まだGPU、電源などが追いついていない状態(将来的には変わる可能性はあります)です。

したがってカスタムメイドパソコンショップ(BTOショップ)に行って手に入れましょう。カスタムメイド(BTO)パソコンとはこちらの望むスペックでショップの人たちにつくってもらう半自作のPCのこと。有名なショップだとツクモさん、ドスパラさんなどがあります。

メーカーさんと違うのは基本自己責任で対応するというところ。具体的には、わからないことは全て自分で解決し、それでもわからなければショップの店員さんに聞いてみたりするといった感じでしょうか。大変かもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。

実際に取組みながら物事をひとつひとつ自分のペースで行っていくだけだからです。学生時代のように、試験時間はあと5分です、みたいなことはありません。ゆっくり時間をかけていけば、問題は解けて行きます。トライしてみてください。

PoserかPoser Proなのか

上記①~⑤の補足の続きです。②Poser 10と③Poser Pro 2014は機能的にはどちらも大して変わらないので、どちらか一方で構いません。

もっといってしまうとVictoria 4が動く条件を満たすPoser 7~9が手に入るならそれでもいいし、2010でも構いません。

現在(2017年1月24日)のところ、Poser7~9は非常に入手困難になっていると思われますので、上記の②と③を載せました。もし懐に余裕があるのなら、③Poser Pro 2014をおススメします。

理由としては、フォトショップ(エレメンツではありません)や外部ソフトと連携できたり、一部商品の問題を解消できる可能性があるからです。

Poser7で服やドレスを利用していると、たまに正常にその形状を保てずにソフト内に読み込まれる時があります。

たとえば、Poser7で「Sex Appeal - Blouse and Skirt for V4 by hameleon, santuziy78」をインストールして使おうとすると、スカートをそれとしてうまく読み込めずに画面いっぱいにオブジェクトが拡散してしまう現象が起こります(自分だけ?)。

そういうのを解消?できるのが、Poser Pro 2014だったりするので良いと思います。ただPoser7でも何度かめげずに読込を行うと、正常にできたりするので、それをいとわなければ「7」でも良いでしょう。

DAZ Studio=Poser?

DAZ Studio 4以上は、機能的?にはポーザーとほぼ同じソフトウェアで、どちらでもVictoria 4が利用できます。第四世代のフィギュアを使う分には、DAZ Studioでも全く問題ありません。

ただ大きく違うのは、ソフト自体が無料であること(将来的には有料?)。となると断然利用してみたくなりますが、ポーザーよりも使い込んでいくと、お金がかかったりします。

たとえば、DAZ Studioではプラグインというもので機能を拡張していくことができるのですが、そのプラグインが結構かかります。

ある程度わかっていれば抑えることができて、これほど良いソフトはないなと思ったりしますが、何もわからずいろいろと買い足したりしていくと金額的にすごいことになります。

懐にかなり余裕?があり、英語圏の情報を集めること(Poserも同じかな?)に没頭できるのなら、DAZ Studioはポーザーよりも優れた拡張性の高いソフトウェアといえます。

ちなみにRenderosityという海外オンラインストアでは、ポーザー向けのが大半で若干DAZ Studio向けが少なめです。

DAZでもPoserでも利用可能に

最後の補足事項「DSON Importer for Poser by DAZ Originals(2017年1月24日現在無料で入手可能)についてです。

これはDAZ Studioでしか利用できなかった第六世代、七世代のフィギュアをポーザーでも使えるようにするためのツール。

第六世代以降が出てからはすっかり影を潜めている感じですが、どちらのソフトウェアでも使えるようになるのでかなり便利です。特に自分のように今でもポーザーを使うものからすると、非常に助かります。

自分的にはPoserのレンダリングの仕上がりが好きなので、なんとかならないかと思っていた時に出てくれたので、速攻で入手しました。 

第六世代は試せたのですが、第七世代はできていません。しかし、以下(使用ソフト: Poser Pro 2014)の動画で紹介してくれているので、たぶんできるはずです。

上記①~⑤を手に入れるには

なお①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T以外はすべて海外オンラインストアで、支払いはすべてクレジットカードになります。おすすめはペイパルを通すと安心・確実?に決済できます。

ペイパルは、最近スマホ決済にも力を入れている世界に1億7千万人?以上の利用者を抱える、大手の決済仲介業者?さんです。もともとイーベイというオークションサイト傘下のサービスでしたが、独立し、がんばっています。

クレジットカードをペイペル社に登録しておけば、オンラインショッピングする際、相手(販売者)にカード番号を教えずに決済できるので、安心?して決済できるというのが、ペイパルというサービスであり、会社名です。

PoserやDAZ Studio関連アイテムを手にするときだけでなく、3DCG以外の買物を海外オンラインストアでするとき、とても役に立ちます。

しかしそのペイパル自体にクレカ番号を登録することが嫌だという方もいるかもしれません。その場合は、デビットカードという方法も使えます。こちらもだいたいのストアで対応しているので便利です。

あやふやですが、ペイパルにデビットカードも登録できた気がします。いろいろと心配されている方は「デビットカード」が良いかもしれません。

もし何が良いか迷っているなら、楽天カードやココカラファインカードはいかがでしょうか。前者はクレカ、後者はデビットカードです。

クレカでもデビットカードでも構いませんが、カード発行時にはできればVISAマークを選ぶと良いでしょう。ストアさんを見ると、ビザのマークが多いです。

アメリカンエクスプレス、マスターもありますが、なんとなくビザは目立っているように見えます。なぜかJCBは見ないです(あるのかな?)。

どちらもたぶん有名どこで基本無料なので良いだろうと思われるからです。特にココカラファインはカード式で、発行手数料、チャージ料金、維持手数料の3つが無料だからいいかなと。

他のデビットカードだとたまにとられてしまうので、助かります(最近少しずつ無料のものも出てきました)。こちらも当ブログで紹介しているので、よろしければ参考にしてください。

Poserをはじめるなら、クレジットカードを 改訂版
ココカラファインカードを使ってみた 改訂版
ココカラファインカードが使えた海外ストア 改訂版

PoserやDAZ Studio関連アイテムの買物は基本的に欲しいものをカートに入れて、チェックアウトボタンをクリックし、カード番号を入れていく形でできます。

参考までに④DAZ Studio 4以上と⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originalsの商品を手にするまでの手順を載せておきます。

以前当ブログで紹介した買物方法で、商品名や買物先のサイトレイアウトが違いますが、そこの部分を置き換えたり、読み換えて頂ければ対応できると思います。

DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)

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見出し「PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ」の項目にあるものを準備すれば基本的に取り扱うことができます。しかし他にあったらいいものがあります。

たとえば、アイコ4、ビクトリア6などのベースフィギュア、ビクトリア4から6向けに服やドレスを仕立て直すツールなどです。

リンク先のページを立ち上げたときは、あまりないかと思っていましたが、意外にあるなとわかり少しずつ充実させていきたいなと考えています。

上記紹介した商品によっては必要のないものが含まれているかもしれませんが、あっても邪魔にはならないものを載せています。

いきなり全部は無理なので、少しずつアイテムを追加していく予定です。基本的に自分が調べてあるいは実際に手にして良いなと思うものを載せています。よろしければご覧ください。

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