【Poser日本語版だと呼び出せない】

Poser６あるいは７の日本語版に「Victoria 4」をインストールし、いざ呼び出そうとするとエラーが出ることがあるそうです。たとえば、

「When used with Poser TM, “Victoria 4.2 Base” must be installed to the same directory as the application executable; due to restrictions on support file locations. Please select the directory that contains your Poser executable.」(Yahoo知恵袋より抜粋)

。これは、ビクトリアをPoserに呼び込もうとしたら、「Poser.exe」が存在しないから出てきた警告です。日本語版のPoserを入れると、「Poser7J.exe」が出来ますが、「Poser.exe」はできないので、そういうエラーが出ます。

【解決策は簡単】

ネットを見ると、上記の警告で悩んでいる人もいるようです。しかし解決するのは簡単です。存在しない「Poser.exe」をつくれば良いだけです。つくりかたは、以下の通りです。自分がかつて参考にしたところでもあります。

★1　デスクトップで右クリック→［新規作成］→［テキスト ドキュメント］。
作成したテキストファイルの中身は空っぽにして（ファイルには何も書きこまないで）ください。 いわゆる「空ファイル」を作成してください。

★2　最初は、『新規テキスト ドキュメント.txt』になっていると思います。
青くハイライトされていると思うので、そのファイル名を『Poser.exe』と変更してください。
ハイライト状態でなければ、右クリックで[名前の変更]を選び、変えてください。

★3『拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。
変更しますか？　［はい］［いいえ］』
というダイアログがでるので、これは［はい］をクリックして閉じてください。

※もし、ファイル名に最後の『.txt』が表示されていない場合は、
マイドキュメントなどの適当なフォルダ開いて、
上の方にあるメニューから［ツール］→［フォルダオプション］を開き
（［スタート］ボタンから［コントロールパネル］を開き、
その中にある［フォルダオプション］でも同じものが開きます）、
表示されたウィンドウの［表示］タブをクリック→詳細設定の枠の中（結構下の方）にある
［登録されている拡張子は表示しない］のチェックを外して、
［適用］→［OK］を押してウィンドウを閉じます。
(文字でわかりにくければ、「Windows XP でファイルの拡張子を表示する方法(マイクロソフトサポートより)」が参考になるかもしれません。Windows７利用者には「Windows7で拡張子の表示をする設定方法(☆ぺんろぐ！というブログより)が参考になります。」)

※以上Forum3Dを参照

あとは現在デスクトップにある「Poser.exe」を右クリックで「切り取り」を選び、
Poserをインストールしたところ(PoserJがあるところ)に「貼り付け」をして移動させます。
なお「PoserJ.exe」は削除しないでおいてください。上のフォーラムでは削除しても良い
という人もいれば、してはだめでという人もいました。微妙なので一応残しておきましょう。

【実はもっと簡単な方法がある】

上記が警告の解決策ですが、もっと楽なのは英語版のPoserを利用することです。英語版であれば、空ファイルをつくって移動させる なんていうことはありません。自分的は事前にそういうエラーがないことを調べて知っていたので、日本語版より英語版だなと思いました。

今回紹介した「ビクトリア４を呼び出せない」問題というかエラー以外にも、日本語版のPoserには欠陥があちこちで指摘されています。おそらくですが、その欠陥のたぐいも英語版に切り替えれば解消されるでしょう。英語版がカンペキというわけでもありませんが、少なくとも日本語版よりはまともな感じがします。

もし他のエラーにも悩まされているのなら、英語版にしたほうが良いと思います。バージョンは７がいいですが、もう販売されていないので「９」か「Poser Pro 2012」あたりを選びましょう。以下に購入できるリンク先を貼っておきます。楽天アメリカダイレクトというところにリンクしています。

Poser9あるいはPoser Pro 2012