パソコン

10年使えるPCを手にしよう!

このページでは、PoserやDAZ Studioといった3DCGソフトウェアを比較的快適に動かせるパソコン(以下PC)を紹介し紹介しています。PC寿命は10年くらいは使えるものを中心に掲載。

また将来的に3DCG向けとして使わなくなったとしても、普段使いとしても利用できることも想定しています。たとえば、メール受信、ネットサーフィンだけでなく、PCゲームや動画編集?に利用できるようにです。

FPSなどの激しいゲームともなるときわどいかもしれませんが、コーエーの三国無双、あるいはAdobe After Effects、Photoshopくらいまでは使えるスペックであると見ています(無理かな?)。

本当はもっと長い期間使えるものとは思ったのですが、最近数年で比較的安くていいものが登場するため10年くらいが買い替え時なのかなと感じ、その期間にしました。

ということで当ブログ管理者が手元に持っておいてほしいと考える最低限必要なPCスペックを以下に掲載します。

①OS: Windows 7 64bit以上
②CPU: Corei5 Or Corei7以上
③ビデオカード: Nvidia製で512MB以上
④メインメモリ: 4GB以上
⑤電源: 350W以上

ファン、クーラが載っていませんが、パソコンを置こうとするところに、熱を逃がしてやるところが確保できれば、いらないし心配する必要がないでしょう。

またあってもなくてもたいしてかわらないとも聞いたことがあったので、載せませんでした。自分が使うものにも入れてませんが、熱暴走を防いでいるせいか、なんら問題なく動いています。

PoserやDAZ Studioなどの3DCGソフトを動かすにあたり、注意したいのはメインメモリ、ビデオカード(=グラフィックカード)、そして電源の3つ。

OSはWindows 7 64bitが望ましいですが、調べたところウインドウズ「8」、「10」でも動くらしいですが、当方の環境下では確認できていません。

ホームプレミアム、プロフェショナルはどちらでも構いませんが、32ビットはメインメモリをたくさん(8GB以上)載せられないので選ばないほうが良いでしょう。

以下では当ブログ管理者が調べてわかったこと、体感して気づいたことを織り交ぜながら、上記リンク内と同じかそれ相当スペックのPCを載せています。

注意したいのはここ!

まずメインメモリ

4GBでもなんとかなりますが、3DCGソフトや外部レンダリングエンジン(DAZ Iray、Octane、Reality)などを使い込んでいくと、だんだんPCのレスポンススピードが落ちてきて、作業効率が悪くなっていくと推察されます。

改善するにはできれば12GB以上が望ましいです。このくらいあれば、多少の不満はなくなるでしょう。調べたところ、Realityというのはかなりメインメモリに依存するとのこと(ビデオカードにも最近対応?)なので、使ってみたい方は特に注目です。

次はビデオカード

ビデオカードは本当に最低限のメモリ数であって、DAZ Irayを動かしたければ1GBは欲しいところ。本格的に動かしたければ、3GBはないと厳しいかもしれません。

利用者を調べてみると、1GBだとレンダリングの途中でソフトが止まったり落ちてしまったりで、3GBだと快適とまではいかないがなんとかトラブルなく使える水準に達しているとのこと。

AMD社の開発・販売している「AMD Radeon」はやめたほうがいいでしょう。使っている方も中にはいるみたいですが、微調整?が大変みたいで、自分のように機械音痴?だと萎えてしまう可能性があります。

また、PoserやDAZ Studio、外部レンダリングエンジンを動かすのに要求されているビデオカードは、NVidia社のを推奨しています。よほど機械に自信?がなければ、やめたほうが良いでしょう。

NVidia社のでもQuadro FXかGeforceシリーズのどちらを選べば良いのかですが、Poser 11かPoser Pro 11以降を利用しないのであれば、後者で良いと思われます。

なお、Poser 11とPoser Pro 11を使う予定があるのなら、前者がいいようです。後者でも動く感じですが、ソフトに搭載されている「SuperFly」エンジンの相性?がいいのだと考えられます。

ただ、Geforceシリーズより価格が高いし、将来的にDAZ Irayを利用することを考えれば、Quadro FXシリーズでないほうが良い気がします。Geforceシリーズでも一応なんとかなるみたいなので。

最後は電源

そして3つめの電源。外部レンダリングエンジンをあまり使わなければ、350Wでもギリギリ?対応できそうです。が、PCに負担?がかかるので、できれば600Wぐらいあると好ましいといえます。

当ブログではドスパラさん、ツクモさんといったパソコンショップを紹介していますが、付属電源はなるたけ避けて、それらのショップの上位の電源を選びましょう。

どこの電源メーカーでも大丈夫だと思いますが、自分が調べていていいなと感じたのが「オウルテック社」のです。定評のあるものを供給し続けているメーカーで、採用しているパソコンショップも多い印象?があります。

PC購入はBTOショップで!

PoserやDAZ Studioなどの3DCGを始めようと思って、ヨドバシカメラやビッグカメラに行き、ソニー製、NEC製などの有名メーカーのPCを買わないようにしましょう。なぜなら、動かないからです。

ここ最近かなり3D対応のが登場してきてはいますが、スペックはまだ完全に追いついていません。無理やり?やっている人もいるようですが、きついと思います。

であるならばどこで入手するのかということになります。それはいわゆるBTO(Build to Order)ショップというところ。例えば有名なショップだと、ドスパラさん、ツクモさんなどがあります。

入門機に最適なのはドスパラさん!

さまざまな3DCGソフトに対応できるように動作確認済みモデルパソコンを多く用意しているショップさんのひとつがドスパラさん。フォトショップ、Zbrush、Unreal Engineなどに標準を合わせたものが最近増え始めた影響で高めのPCが出ていますが、探せば比較的安いのがあったりします。

例えばRaytrek(レイトレック)シリーズは、PoserやDAZ Studio向けのものでちょうど良い入門機を多く取り揃えています。いろいろ調べた結果、自分の求めるものがあるなと思い、ここで以前お世話になりました。

選んだ一番の理由は比較的割安感のあるもの?にもかかわらず部品がしっかりしているのを利用していると知ったから、推奨モデルを多数用意してくれていて安心感?を覚えたからです。

また当時自分が調べたPCスペックでPoserが動くかと確認したところ、そんなに高価な部品(パーツ)を入れる必要がないと教えくれたドスパラの店員さんのサポートは購入の決め手になりました。

これから試しに3DCGに取り組んでみようと考えているなら、購入する場所の候補になります。オンライン、オフラインのどちらで手にするかは好みで良いと思います。

実際のお店に行って似たようなスペックのPCを見に行くのも良いし、オンラインショップでパッパッとパーツを選んで買うのもアリです。自分のスタイルで行きましょう。

より深く楽しむにはツクモさん!

ドスパラさんでより楽しむためのPCを調達してもいいのですが、少し良いものを積もうとするとお金がかかります。用意されているパーツは素晴らしいのですが、趣味でやるにはきついお値段になってきます。

そこでもうひとつ紹介したいショップが、ツクモさん。よく見ないとドスパラさんよりも高い買い物をしてしまう可能性がありますが、自分で調べてパーツを吟味?すれば、数万から数十万円安くなるのではと考えます。

例えば、Shade推奨モデル。これは3DCGソフトのShadeが動くパソコンモデルで、割と手ごろな価格で3DCGの世界に入ることもできるし、より深く味わうこと?もできます。

Shade推奨モデルは3種類?あり、どれをそのまま購入してもすぐにPoserやDAZ Studioを動かせます。なぜなら、その推奨モデルが動かせるちょうど良いレベルだから。

将来的に外部レンダリングエンジン(DAZ Iray、Octane、Realityなど)を使い込んで行きたい場合、その推奨モデルには上位パーツ(ビデオカード、電源など)が用意されているので、それをあらかじめ組み込むことも可能。幅広くそして懐に優しいのが、ツクモさんの強み?であるといえます。

自分もツクモさんで調達したことがありますが、故障もなく快適に利用できています。そろそろ10年くらい?使っていることになりますが、未だに陳腐化は感じていません。サポートをしてもらったことがないのでわかりませんが、悪い評判は聞かないので大丈夫だと思います。

最後の決断は自分で!

最低限のPCスペック、購入する時の注意点、BTOショップを紹介してきましたが、手にするときはその構成でPoserやDAZ Studioが動くかどうか必ず自分でも調べたり、パソコンに詳しい人に聞きましょう。

ただ3DCGなどの特殊なこと?をやり始めるときの基本姿勢として、わからないことは全て自分で解決し、それでもわからなければショップの店員さんに聞いてみたりするといったことが重要になってきます。大変かもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。

実際に取組みながら物事をひとつひとつ自分のペースで行っていくだけだからです。学生時代のように、試験時間はあと5分です、みたいなことはありません。ゆっくり時間をかけていけば良いだけです。

以上を踏まえて、PoserやDAZ Studioを動かすパソコン選びのベースに考えていただけたら、幸いです。ちなみに外国製のポーザーやDAZ Studioは、日本製のパソコンでもきちんと動きます。

とにかく使えればいいという方は

まず紹介するのが、ドスパラさんの

raytrek-V IM

というパソコン。以前この場所に載せていた同じ価格帯のものは販売が終了していたので、同スペック、同価格帯の新しいものに差し替えました。

PoserやDAZ Studioを動かすのにあとちょっと足りないスペックではありますが、ソフト起動、フィギュアの配置、ポーズィング、レンダリング(3delight、ファイアフライ)をできる水準になりうる代物といえます。


①OS: Windows 7 Professional 64bit
②CPU: Core i5-6500
③ビデオカード: インテル HDグラフィックス530
④メインメモリ: 8GB DDR4 SDRAM
⑤電源: 350W 静音電源

というのが基本スペック。これを

①OS:Windows 7 Professional 64bit
②CPU:Core i5-6500
③ビデオカード:NVIDIA GeForce GT730 1GB
④メインメモリ:8GB DDR4 SDRAM
⑤電源: 350W 静音電源

にすると、ソフト、Poser 10 by Smith_Micro、そしてVictoria 4.2 Starter Bundle by DAZ Originalsが扱えます。基本スペックとどこが違うかというと、ビデオカードのところ。

あとは変えなくても大丈夫でしょう。できるなら電源を「オウルテック 650W 静音電源」にすると、Victoria 6 by DAZ OriginalsあるいはVictoria 7 by DAZ Originalsも動かせるし、もしかしたら外部レンダリングエンジン(OctaneやRealityなど)もいけるかもしれません。

他の候補?

次に紹介するのが、ツクモさんの

Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T

というパソコン。以前この場所に載せていた同じ価格帯のものは販売が終了していたので、同スペック、同価格帯の新しいものに差し替えました。

上で紹介したドスパラさんのとは違い、なにもパーツを変えなくても、PoserやDAZ Studioを動かせるレベルではないでしょうか。しかも頑張れば、外部レンダリングエンジン(DAZ Iray、Realityなど)が扱えるかもしれません。

OS: Windows 10 Home(Windows 7選択可能)
CPU: インテル® Core™ i5-6500 プロセッサー
ビデオカード: NVIDIA® GeForce® GTX 750Ti
メモリ: PC4-17000 DDR4 8GB (4GBx2)
HDD: 500GB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps)
電源: MSI H110M PRO-VH (MicroATX)

というのが基本スペック。予算が許すなら、メモリ、ビデオカード、電源を変えて以下のスペックにできれば底上げしたいです。現在「Victoria 7」のようなフィギュアやDAZ Irayが登場していることを考えると、

OS: Windows 7 Professional 64bit
CPU: Intel Core™ i5-6500
ビデオカード: GeForce GTX 960 / 4GB セミファンレス
メモリ: 16GB DDR4 SDRAM PC4-19200 メジャーチップ採用
HDD: 500GB SATA6Gbps対応(東芝製 DT01ABA050V)
電源:【80PLUS BRONZE認証】CWT製 650W (最大700W、定格650W)

ぐらいにすると良い感じになると思います。底上げしたのは場合によってドスパラさんのより割と安く手にできる可能性があり、コスト面?を考えると選択肢としてありでしょう。

他のパーツも上位版にしてもいいのですが、たぶん十分事足りるので必要ありません。たとえばHDDは足りなくなったら外付けを買えば済みます。しいていうならメモリを32GBにすると作業効率?がかなり上昇?するかもしれません。

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