Poserで汎用性の高いフィギュア – Victoria 4.2 改訂版
おすすめフィギュアはV4だ!
ネットではV4、Vickyなどと省略されることが多い「ビクトリア4.2」。
PoserやDAZ Studioという3DCGソフトでしか利用できませんが、とても汎用性があるし、魅力的な女性フィギュアです(うまくやれば、3ds maxやZbrushでも)。
たとえばフィギュアに内蔵されているモーフダイアルを回せば、オリジナルなのが出来てしまうところに魅力があります。
ただ回すだけでいいので、かなりお手軽です。普通?であれば、Blender、メタセコイア、modoなどのモデリングソフトでいろいろなパーツをつくらなくてはなりません。
つくるのが面倒であれば、海外オンラインストア(DAZ ProductionsやRenderosity)でお気に入りのフィギュアモーフを購入することもできます。
当ブログでちょいちょい出てくる「Lorien by Silver(有料)」はそのたぐいです。フリーでは「Far East Girls Collection II for A4(Aiko 4 Baseがいるかな?)」がありますが、アジア人っぽいのがあるのも魅力のひとつです。
2つしかあげませんでしたが、他にもチェックできないくらい膨大な量のフィギュアがあるので、ひとつくらいは気に入るものが出てくると思います。
したがってPoser付属のフィギュア(ジェシー、サイモンなど)に飽きてきたら、ビクトリア4がおすすめです。男性フィギュアのマイケル4もありますが、商品数がビクトリア4に比べて圧倒的に少ないので、あまりおススメできません。
V4.2は現在も利用されている
ビクトリア4の「4」は第4世代という意味です。現在の最新バージョンは「6」。となると「6」を買ったほうが良いと思うかもしれませんが、その必要はないと思います。なぜなら「6」向けの商品に魅力的なフィギュアモーフが少ないからです。
最近になりようやく服やドレスにかなり良いものが出るようになりましたが、未だにそのモーフには惹かれるものがとても少ない状況です。であるならば、今すぐ手にする必要がないかなと考えます。
レンダロシティやDAZ Productionsといった海外オンラインストアを見ても、ビクトリア4向けの商品が未だに出回っていることからもそういえます。
たとえ将来的に「6」が主流になっても、Victoria 4 for Genesis 2 Female by MallenLaneなどのツールを介せば、「4」用の商品を「6」でも使えるので大丈夫です。」に「4」のベースモーフを充てられる商品があることから別に大丈夫です。
最新の「6」があるのになぜ「4」なのかとは思いますが、何をするにも使いやすくてつくりやすい材料がそろっているからでしょう。拡張性・汎用性が高いのが「ビクトリア4」というフィギュアなのです。
購入場所はDAZのみ
「Victoria 4.2」は、日本のストアでは売っておらず、DAZ Productionsというところでしか手に入りません。ビクトリア4系のアイテムを利用するなら、まず入手しましょう。
アカウント登録(無料)をすれば、買物できます。その際、フィギュアだけでなく、「Victoria 4.2 Morphs++ by DAZ Originals」なるものも一緒に購入しましょう。でないと、RenderosityやDAZ Productionsなどで販売されている追加フィギュアモーフ(たとえばLorien by Silver(有料))買っても、意味がないからです。
ということで「Victoria 4.2 Base by DAZ Originals」と「Victoria 4.2 Morphs++ by DAZ Originals(右の画像)」の2つを各々手にすることになるのですが、結構します。
なので、多少安くなる方法としてはバンドル版が良いでしょう。「Victoria 4.2 Starter Bundle」という商品名がDAZ Productionsにあると思いますので、そちらを購入するとBaseとMorph++がついてきます。
これで事足りますが、もし懐に余裕があれば、上位版の「Victoria 4.2 Pro Bundle by DAZ Originals」、「Victoria 4 3D Model Pro Suite by DAZ Originals」でも構いません。内容物をみて、決めましょう。
たとえば、髪の毛、服やドレス、履物があるし、値段的にもこれがいいなと思ったら、「Victoria 4.2 Pro Bundle by DAZ Originals」となります。自分は「Victoria 4.2 Starter Bundle」にしましたが、今となっては、「Victoria 4 3D Model Pro Suite by DAZ Originals」にしとけばよかったかなとかたまに思います。
ちなみに「DAZ Productionsというところでしか手に入りません。」と書きましたが、以下の本に付録としてついているので、日本のストアで買えないことはないです(本自体についているわけでなく、ダウンロードする形?)。
しかしあまりおすすめできません。というのは手続きが面倒っぽいのとバージョンが古いのが気になるからです。
ビクトリアにはバージョンがあって、たぶん付録についているのは「4」。DAZではVictoria「4.2」が販売されています。互換性の問題は心配ないみたいですが、なんとなく不安を覚えます。
主観的ですが、バージョンが「4」だとPoserに呼び出すさい、多少時間がかかる気がします。以上からして直接DAZ Productionsから購入したほうが良いと思います。
なお同じタイトルで旧版にはDVDつきで良い感じでしたが、すでに日本では完売していて入手できません。マーケットプレイスで手に入るようですが、プレミア価格がついています。一応それも以下に載せておきます。
Figures, Characters and Avatars: The Official Guide to Using DAZ Studio™ to Create Beautiful Art(同上)
最後に
以下のリンク先で購入できますので、予算と為替相場と相談しながら、検討してみてください。買う時のポイントは、セール対象のときに購入することと内容物をみて自分が使いそうなものが入っているなら多少高くても買ったほうが良いというところでしょうか。
PoserやDAZ Studioで使える商品たち
1.Victoria 4.2 Starter Bundle
セットで一番安いもの。自分も買いました。これを買ったころは何もわからなかったため買ってしまいました。今では上位版を買えばもっと節約できたかなとも思っています。
2.Victoria 4.2 Pro Bundle
Sarter Bundleのひとつ上のもの。フィギュアモーフ、髪の毛、服がついてるちょっと豪華なもの。
3.Victoria 4 3D Model Pro Suite
超豪華版です。少しよさげなドレスが多数入っているので、手を伸ばしそうです。が、値段もそれなりにするので、お財布と相談することが大事です。セットだから多少安いとは思いますが、もう少し何とかならないかなとは思います。
以上3つはDAZ Productionsで販売されています。買い方は以下のリンクを参考にしてください。
◆DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
上記3つのうちどれかを選んだら使える商品
4.Lorien by Silver
Silverという販売者さんが出すフィギュアモーフ商品です。
比較的アジア人っぽい顔だちのが多い?ので、どれかひとつくらいは気に入るのがあるのではないでしょうか。販売場所はRnederosityというところです。買い方は以下のリンクを参考にしてください。
◆Renderosityでのお買物方法 準備編
◆Renderosityでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆Renderosityでのお買物方法 実践編 その2(Renderosityの決済画面)
◆Renderosityでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ
紹介した商品(拡張版商品含む)は、Victoria 4に対応したデジタルデータ商品で、扱えるのはコンピュータ上になります。したがって必要なのは、
①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T
②Poser 10
③Poser Pro 2014
④DAZ Studio 4以上
⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originals
です。必要なのは、①、②か③か④、の2つ。当ブログではPoserで動きそうなのをメインに紹介しているので、②か③をおススメしています。これ以外のパソコンはこちらのページでも紹介しています。
以下の内容は、PoserとDAZ Studioを両方使いたい人向けで、なんとか工面しながらより楽しめるようにする心構え?みたいのが書かれています。
どんなPCを用意し、どう扱えば?
上記①~⑤のうち①~③について補足をしたいと思います。①はそのパソコンスペックでないと動かないというわけではなく、同等のスペックを持つものなら他のでも構いません。
いろいろなパソコンショップを見たところ、ツクモさんのが比較的安くて評判が良く、それでいて必要十分なパーツを積んでいるという点で良いなと思ったので、掲載しました。
①くらいのスペックを持つパソコンであるなら、Victoria 4はかなり快適に扱えるはずです。そして「Victoria 7 by DAZ Originals」以降のフィギュアも割と軽快に動かせるでしょう。
ただ第七世代以降を想定しているのなら、以下に注意してパソコンを選ぶ必要があります。
★OS: Windows 7 64ビット以上
★CPU: Core i5 or Corei7以上
★メインメモリ: 8GB以上
★GPU: Nvidia Geforce Seriesの良いもので2~6GB
★電源: 600~700Wくらい
OSは32ビットではなく、64ビット必須。なぜなら「V7」の動作条件になっているからです。そしてできれば「Windows 7 64ビット以上」を選びましょう。
「10」でも動くとは思いますが、実際試していないのでわかりません。当方は「Windows 7 64ビット」で動作確認しています。
残りのスペックは、Octane、Reality、DAZ Irayなどのレンダリングエンジンを利用するにあたり必要になります。
ここまでが高機能パソコンで注意することですが、なかなかに高額なので、自分でも改めてよく調べて、予算とも相談しながら、納得して手にしましょう。
ちなみに外国製のポーザーやDAZ Studioは、日本製のパソコンでもきちんと動きます。ただメーカー製(東芝、ソニーなど)のでは基本的にスペックが足りないし、動くように設計されていません。最近は高機能化していますが、まだGPU、電源などが追いついていない状態(将来的には変わる可能性はあります)です。
したがってカスタムメイドパソコンショップ(BTOショップ)に行って手に入れましょう。カスタムメイド(BTO)パソコンとはこちらの望むスペックでショップの人たちにつくってもらう半自作のPCのこと。有名なショップだとツクモさん、ドスパラさんなどがあります。
メーカーさんと違うのは基本自己責任で対応するというところ。具体的には、わからないことは全て自分で解決し、それでもわからなければショップの店員さんに聞いてみたりするといった感じでしょうか。大変かもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。
実際に取組みながら物事をひとつひとつ自分のペースで行っていくだけだからです。学生時代のように、試験時間はあと5分です、みたいなことはありません。ゆっくり時間をかけていけば、問題は解けて行きます。トライしてみてください。
PoserかPoser Proなのか
上記①~⑤の補足の続きです。②Poser 10と③Poser Pro 2014は機能的にはどちらも大して変わらないので、どちらか一方で構いません。
もっといってしまうとVictoria 4が動く条件を満たすPoser 7~9が手に入るならそれでもいいし、2010でも構いません。
現在(2017年1月24日)のところ、Poser7~9は非常に入手困難になっていると思われますので、上記の②と③を載せました。もし懐に余裕があるのなら、③Poser Pro 2014をおススメします。
理由としては、フォトショップ(エレメンツではありません)や外部ソフトと連携できたり、一部商品の問題を解消できる可能性があるからです。
Poser7で服やドレスを利用していると、たまに正常にその形状を保てずにソフト内に読み込まれる時があります。
たとえば、Poser7で「Sex Appeal - Blouse and Skirt for V4 by hameleon, santuziy78」をインストールして使おうとすると、スカートをそれとしてうまく読み込めずに画面いっぱいにオブジェクトが拡散してしまう現象が起こります(自分だけ?)。
そういうのを解消?できるのが、③Poser Pro 2014だったりするので良いと思います。ただPoser7でも何度かめげずに読込を行うと、正常にできたりするので、それをいとわなければ「7」でも良いでしょう。
DAZ Studio=Poser?
④DAZ Studio 4以上は、機能的?にはポーザーとほぼ同じソフトウェアで、どちらでもVictoria 4が利用できます。第四世代のフィギュアを使う分には、DAZ Studioでも全く問題ありません。
ただ大きく違うのは、ソフト自体が無料であること(将来的には有料?)。となると断然利用してみたくなりますが、ポーザーよりも使い込んでいくと、お金がかかったりします。
たとえば、DAZ Studioではプラグインというもので機能を拡張していくことができるのですが、そのプラグインが結構かかります。
ある程度わかっていれば抑えることができて、これほど良いソフトはないなと思ったりしますが、何もわからずいろいろと買い足したりしていくと金額的にすごいことになります。
懐にかなり余裕?があり、英語圏の情報を集めること(Poserも同じかな?)に没頭できるのなら、DAZ Studioはポーザーよりも優れた拡張性の高いソフトウェアといえます。
ちなみにRenderosityという海外オンラインストアでは、ポーザー向けのが大半で若干DAZ Studio向けが少なめです。
DAZでもPoserでも利用可能に
最後の補足事項「⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originals」(2017年1月24日現在無料で入手可能)についてです。
これはDAZ Studioでしか利用できなかった第六世代、七世代のフィギュアをポーザーでも使えるようにするためのツール。
第六世代以降が出てからはすっかり影を潜めている感じですが、どちらのソフトウェアでも使えるようになるのでかなり便利です。特に自分のように今でもポーザーを使うものからすると、非常に助かります。
自分的にはPoserのレンダリングの仕上がりが好きなので、なんとかならないかと思っていた時に出てくれたので、速攻で入手しました。
第六世代は試せたのですが、第七世代はできていません。しかし、以下(使用ソフト: Poser Pro 2014)の動画で紹介してくれているので、たぶんできるはずです。
上記①~⑤を手に入れるには
なお①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T以外はすべて海外オンラインストアで、支払いはすべてクレジットカードになります。おすすめはペイパルを通すと安心・確実?に決済できます。
ペイパルは、最近スマホ決済にも力を入れている世界に1億7千万人?以上の利用者を抱える、大手の決済仲介業者?さんです。もともとイーベイというオークションサイト傘下のサービスでしたが、独立し、がんばっています。
クレジットカードをペイペル社に登録しておけば、オンラインショッピングする際、相手(販売者)にカード番号を教えずに決済できるので、安心?して決済できるというのが、ペイパルというサービスであり、会社名です。
PoserやDAZ Studio関連アイテムを手にするときだけでなく、3DCG以外の買物を海外オンラインストアでするとき、とても役に立ちます。
しかしそのペイパル自体にクレカ番号を登録することが嫌だという方もいるかもしれません。その場合は、デビットカードという方法も使えます。こちらもだいたいのストアで対応しているので便利です。
あやふやですが、ペイパルにデビットカードも登録できた気がします。いろいろと心配されている方は「デビットカード」が良いかもしれません。
もし何が良いか迷っているなら、楽天カードやココカラファインカードはいかがでしょうか。前者はクレカ、後者はデビットカードです。
クレカでもデビットカードでも構いませんが、カード発行時にはできればVISAマークを選ぶと良いでしょう。ストアさんを見ると、ビザのマークが多いです。
アメリカンエクスプレス、マスターもありますが、なんとなくビザは目立っているように見えます。なぜかJCBは見ないです(あるのかな?)。
どちらもたぶん有名どこで基本無料なので良いだろうと思われるからです。特にココカラファインはカード式で、発行手数料、チャージ料金、維持手数料の3つが無料だからいいかなと。
他のデビットカードだとたまにとられてしまうので、助かります(最近少しずつ無料のものも出てきました)。こちらも当ブログで紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
★Poserをはじめるなら、クレジットカードを 改訂版
★ココカラファインカードを使ってみた 改訂版
★ココカラファインカードが使えた海外ストア 改訂版
PoserやDAZ Studio関連アイテムの買物は基本的に欲しいものをカートに入れて、チェックアウトボタンをクリックし、カード番号を入れていく形でできます。
参考までに④DAZ Studio 4以上と⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originalsの商品を手にするまでの手順を載せておきます。
以前当ブログで紹介した買物方法で、商品名や買物先のサイトレイアウトが違いますが、そこの部分を置き換えたり、読み換えて頂ければ対応できると思います。
◆DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
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見出し「PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ」の項目にあるものを準備すれば基本的に取り扱うことができます。しかし他にあったらいいものがあります。
たとえば、アイコ4、ビクトリア6などのベースフィギュア、ビクトリア4から6向けに服やドレスを仕立て直すツールなどです。
リンク先のページを立ち上げたときは、あまりないかと思っていましたが、意外にあるなとわかり少しずつ充実させていきたいなと考えています。
上記紹介した商品によっては必要のないものが含まれているかもしれませんが、あっても邪魔にはならないものを載せています。
いきなり全部は無理なので、少しずつアイテムを追加していく予定です。基本的に自分が調べてあるいは実際に手にして良いなと思うものを載せています。よろしければご覧ください。
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