College, Lecture roomは、安いながらも必要十分 改訂版

   2016/09/15

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リアルな講堂が目の前に

College, Lecture room

From Renderosity

名前の通り、単科大学のレクチャールーム、あるいはコンピュータルームを背景素材にしたPoserやDAZ Studio向けのデジタルデータ商品。

プロモ画像からして、なかなかに広い講義室です。どこかの大学にありそうな雰囲気のつくりで、使ってみたくなります。

若干使われている色が安っぽい感じがしますが、パーツひとつひとつはとても良く出来ています。なんでもプロジェクター、モニターなどには実際に動いているようにできるみたいで、講義らしい感じを出せます。

他には座席、ドア、壁も動作するように設計されていて、学生、先生がその場にいるかのような臨場感も合わせてできます。学生、先生がルームにやってくる、座るなどの感じが、パーツコントロールダイアル?で手軽にできるかもしれません。

College, Lecture room

From Renderosity

少し残念なのは、デスク、コピー機は個々に呼び出せても、天井、床といったものが一部呼び出せないところ。

こういう背景素材では、プレロード(背景全部読込)、パーツごとに読込可能というのが多いのですが、値段がリーズナブルなところを考えると、仕方ないともいえます。

対応ソフトは、Poser7以上、Poser Pro 2010以上ですが、たぶんDAZ Studio4以上なら問題ないはずです。

若干レンダリング画像に違いが出たり、パーツコントロールに対応していないかもしれませんが、読込みとレンダリングだけならいけるでしょう。

ビクトリア4用ポーズはポーザ用?につくられているようですが、こちらもDAZ Studioで十分動作すると思います。根拠はありませんが、3DCADみたいのを使って、きちんとつくったのではと推察されます。

ライトだけでなくポーズ集もあり

うれしいことに、ライトが付属しています。購入者のためにひとつのオプションとして入れた?とプロモテキストにあるから、良心的です。ついでにレンダーセッティングもあれば、なお良かったのですが、そこまで求めたらいけないのかな?

College, Lecture room

From Renderosity

さらにいいことに、Victoria 4、Micheal 4向けのポーズが、各々4つ含まれています。

大学の講義室で見られる仕草で、見たときあるあるとひとり感心してしまいました。

プロモ画像のは、大学生に限らず、誰しもしそうな恰好なので、他の背景素材とかと合わせて使えるという意味では、汎用性が高いと思います。

講堂内のパーツたちもよくできている

College, Lecture room

From Renderosity

座席は全部で60あり、個々に上げたり下げたりできるようで、芸が細かい仕様。

教卓近くのパソコン、プリンタ、ファイル、プロジェクタ?も良く出てきています。特にプロジェクタは、壁に映し出せるみたい?で、ここも凝っています。

さらにパソコン画面だか、プロジェクターの画面を自分の持っている画像に差し替えることができるとプロモテキストに記載されていて、面白さも取り入れています。

かなり正確に出来ている印象から、冒頭で書いたように、3DCADを使用したっぽいと感じました。

個々のパーツは、ポーザーだと、コントロールダイアル(ReadMeファイルより)から、位置、大きさ、傾きなどを制御できるようになっています。

販売者さんは?

2nd_Worldという方。前から知っていましたが、正直あまり注目していませんでした。が、何気なく見つけたこの商品は違いました。

価格が10ドルしないで、こんなにもポテンシャルを感じさせるものをたくさん詰め込んでいたからです。他の商品も見ましたが、総じて、正確にきれいに背景素材をつくっていて、値段は結構するものだとわかりました。だからこの商品は、かなりお得なほうだと思います。

基本的に背景素材、小物関連アイテムを多くつくっていて、フィギュアモーフは見当たりませんでした。見ていて感じたのですが、もしかしたらPoser7ぐらいのソフトウェアで十分なクオリティが保てるように設計している可能性があります。

もっというと、ポーザー標準のライトでもプロモ画像のようなものが手元で実現できるようになっているのかもしれません。デフォルトライトだとどうしても変なところに暗い部分ができてしまい使いにくいです(自分だけ?)。

しかしこの売り手さんは、それを計算していい感じに出来上がるようにライトに合わせて、つくり込んでいるのかなと。

だとしたら、かなりの技術力、ソフトへの理解力?が高いと推察されます。あまり大セールになることがない方ですので、これからの何らかのセールで登場してきてほしいところです。

紹介した商品ページリンク先

College, Lecture room

From Renderosity

College, Lecture room by 2nd_World

商品中身: 講堂(60の座席、パソコン、モニタ、デスク、プリンタ、プロジェクター、床など含む)、ライト、プロジェクター用ライト、ビクトリア4とマイケル4用ポーズ
対応ソフト: Poser7以上、Poser Pro 2010以上、PoserDebut
対応フィギュア: Victoria 4、Micheal 4
販売場所: Renderosity(海外オンラインストア)
支払方法: クレジットカードあるいはPayPal

※紹介した商品は、3DCGソフト(PoserやDAZ Studio)で使えるデジタルデータです。
※DAZ Studio4以上でもたぶん動くと思います。ただ、Poserとはレンダー画像の結果が違うかもしれません。
※パソコン画面だか、プロジェクターの画面を自分の持っている画像に差し替えることができるとプロモテキストに記載されています。
※対応フィギュアのVictoria 4は紹介した商品に必ずしも必要ありませんが、それ用のポーズが付属していることからもあったほうが良いでしょう。なおV4は、DAZ Productionsで販売されているデジタルデータ商品です。紹介した商品とは違うストアで取り扱われています。

手にする方法は対象品をカートに入れて、チェックアウトし、決済するだけ。といっても難しいかもしれませんので、参考までに、入手方法を載せておきます。

リンク先のビジュアル、サイトレイアウトと若干違うかもしれませんが、適宜読み換えて頂ければ、大丈夫だと思います。
DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
※紹介した商品は、Renderosityストアで販売されています。手にする方法は上と同じですが、慣れないと難しいかもしれませんので、買物方法を載せておきます。
Renderosityでのお買物方法 準備編
Renderosityでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
Renderosityでのお買物方法 実践編 その2(Renderosityの決済画面)
Renderosityでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)

PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ

紹介した商品(拡張版商品含む)は、Victoria 4に対応したデジタルデータ商品で、扱えるのはコンピュータ上になります。したがって必要なのは、

Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T
Poser 10
Poser Pro 2014
④DAZ Studio 4以上
DSON Importer for Poser by DAZ Originals

です。必要なのは、①、②か③か④、の2つ。当ブログではPoserで動きそうなのをメインに紹介しているので、②か③をおススメしています。これ以外のパソコンはこちらのページでも紹介しています。

以下の内容は、PoserとDAZ Studioを両方使いたい人向けで、なんとか工面しながらより楽しめるようにする心構え?みたいのが書かれています。

どんなPCを用意し、どう扱えば?

上記①~⑤のうち①~③について補足をしたいと思います。①はそのパソコンスペックでないと動かないというわけではなく、同等のスペックを持つものなら他のでも構いません。

いろいろなパソコンショップを見たところ、ツクモさんのが比較的安くて評判が良く、それでいて必要十分なパーツを積んでいるという点で良いなと思ったので、掲載しました。

①くらいのスペックを持つパソコンであるなら、Victoria 4はかなり快適に扱えるはずです。そして「Victoria 7 by DAZ Originals」以降のフィギュアも割と軽快に動かせるでしょう。

ただ第七世代以降を想定しているのなら、以下に注意してパソコンを選ぶ必要があります。

★OS: Windows 7 64ビット以上
★CPU: Core i5 or Corei7以上
★メインメモリ: 8GB以上
★GPU: Nvidia Geforce Seriesの良いもので2~6GB
★電源: 600~700Wくらい

OSは32ビットではなく、64ビット必須。なぜなら「V7」の動作条件になっているからです。そしてできれば「Windows 7 64ビット以上」を選びましょう。

「10」でも動くとは思いますが、実際試していないのでわかりません。当方は「Windows 7 64ビット」で動作確認しています。

残りのスペックは、Octane、Reality、DAZ Irayなどのレンダリングエンジンを利用するにあたり必要になります。

ここまでが高機能パソコンで注意することですが、なかなかに高額なので、自分でも改めてよく調べて、予算とも相談しながら、納得して手にしましょう。

ちなみに外国製のポーザーやDAZ Studioは、日本製のパソコンでもきちんと動きます。ただメーカー製(東芝、ソニーなど)のでは基本的にスペックが足りないし、動くように設計されていません。最近は高機能化していますが、まだGPU、電源などが追いついていない状態(将来的には変わる可能性はあります)です。

したがってカスタムメイドパソコンショップ(BTOショップ)に行って手に入れましょう。カスタムメイド(BTO)パソコンとはこちらの望むスペックでショップの人たちにつくってもらう半自作のPCのこと。有名なショップだとツクモさん、ドスパラさんなどがあります。

メーカーさんと違うのは基本自己責任で対応するというところ。具体的には、わからないことは全て自分で解決し、それでもわからなければショップの店員さんに聞いてみたりするといった感じでしょうか。大変かもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。

実際に取組みながら物事をひとつひとつ自分のペースで行っていくだけだからです。学生時代のように、試験時間はあと5分です、みたいなことはありません。ゆっくり時間をかけていけば、問題は解けて行きます。トライしてみてください。

PoserかPoser Proなのか

上記①~⑤の補足の続きです。②Poser 10と③Poser Pro 2014は機能的にはどちらも大して変わらないので、どちらか一方で構いません。

もっといってしまうとVictoria 4が動く条件を満たすPoser 7~9が手に入るならそれでもいいし、2010でも構いません。

現在(2017年1月24日)のところ、Poser7~9は非常に入手困難になっていると思われますので、上記の②と③を載せました。もし懐に余裕があるのなら、③Poser Pro 2014をおススメします。

理由としては、フォトショップ(エレメンツではありません)や外部ソフトと連携できたり、一部商品の問題を解消できる可能性があるからです。

Poser7で服やドレスを利用していると、たまに正常にその形状を保てずにソフト内に読み込まれる時があります。

たとえば、Poser7で「Sex Appeal - Blouse and Skirt for V4 by hameleon, santuziy78」をインストールして使おうとすると、スカートをそれとしてうまく読み込めずに画面いっぱいにオブジェクトが拡散してしまう現象が起こります(自分だけ?)。

そういうのを解消?できるのが、Poser Pro 2014だったりするので良いと思います。ただPoser7でも何度かめげずに読込を行うと、正常にできたりするので、それをいとわなければ「7」でも良いでしょう。

DAZ Studio=Poser?

DAZ Studio 4以上は、機能的?にはポーザーとほぼ同じソフトウェアで、どちらでもVictoria 4が利用できます。第四世代のフィギュアを使う分には、DAZ Studioでも全く問題ありません。

ただ大きく違うのは、ソフト自体が無料であること(将来的には有料?)。となると断然利用してみたくなりますが、ポーザーよりも使い込んでいくと、お金がかかったりします。

たとえば、DAZ Studioではプラグインというもので機能を拡張していくことができるのですが、そのプラグインが結構かかります。

ある程度わかっていれば抑えることができて、これほど良いソフトはないなと思ったりしますが、何もわからずいろいろと買い足したりしていくと金額的にすごいことになります。

懐にかなり余裕?があり、英語圏の情報を集めること(Poserも同じかな?)に没頭できるのなら、DAZ Studioはポーザーよりも優れた拡張性の高いソフトウェアといえます。

ちなみにRenderosityという海外オンラインストアでは、ポーザー向けのが大半で若干DAZ Studio向けが少なめです。

DAZでもPoserでも利用可能に

最後の補足事項「DSON Importer for Poser by DAZ Originals(2017年1月24日現在無料で入手可能)についてです。

これはDAZ Studioでしか利用できなかった第六世代、七世代のフィギュアをポーザーでも使えるようにするためのツール。

第六世代以降が出てからはすっかり影を潜めている感じですが、どちらのソフトウェアでも使えるようになるのでかなり便利です。特に自分のように今でもポーザーを使うものからすると、非常に助かります。

自分的にはPoserのレンダリングの仕上がりが好きなので、なんとかならないかと思っていた時に出てくれたので、速攻で入手しました。 

第六世代は試せたのですが、第七世代はできていません。しかし、以下(使用ソフト: Poser Pro 2014)の動画で紹介してくれているので、たぶんできるはずです。

上記①~⑤を手に入れるには

なお①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T以外はすべて海外オンラインストアで、支払いはすべてクレジットカードになります。おすすめはペイパルを通すと安心・確実?に決済できます。

ペイパルは、最近スマホ決済にも力を入れている世界に1億7千万人?以上の利用者を抱える、大手の決済仲介業者?さんです。もともとイーベイというオークションサイト傘下のサービスでしたが、独立し、がんばっています。

クレジットカードをペイペル社に登録しておけば、オンラインショッピングする際、相手(販売者)にカード番号を教えずに決済できるので、安心?して決済できるというのが、ペイパルというサービスであり、会社名です。

PoserやDAZ Studio関連アイテムを手にするときだけでなく、3DCG以外の買物を海外オンラインストアでするとき、とても役に立ちます。

しかしそのペイパル自体にクレカ番号を登録することが嫌だという方もいるかもしれません。その場合は、デビットカードという方法も使えます。こちらもだいたいのストアで対応しているので便利です。

あやふやですが、ペイパルにデビットカードも登録できた気がします。いろいろと心配されている方は「デビットカード」が良いかもしれません。

もし何が良いか迷っているなら、楽天カードやココカラファインカードはいかがでしょうか。前者はクレカ、後者はデビットカードです。

クレカでもデビットカードでも構いませんが、カード発行時にはできればVISAマークを選ぶと良いでしょう。ストアさんを見ると、ビザのマークが多いです。

アメリカンエクスプレス、マスターもありますが、なんとなくビザは目立っているように見えます。なぜかJCBは見ないです(あるのかな?)。

どちらもたぶん有名どこで基本無料なので良いだろうと思われるからです。特にココカラファインはカード式で、発行手数料、チャージ料金、維持手数料の3つが無料だからいいかなと。

他のデビットカードだとたまにとられてしまうので、助かります(最近少しずつ無料のものも出てきました)。こちらも当ブログで紹介しているので、よろしければ参考にしてください。

Poserをはじめるなら、クレジットカードを 改訂版
ココカラファインカードを使ってみた 改訂版
ココカラファインカードが使えた海外ストア 改訂版

PoserやDAZ Studio関連アイテムの買物は基本的に欲しいものをカートに入れて、チェックアウトボタンをクリックし、カード番号を入れていく形でできます。

参考までに④DAZ Studio 4以上と⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originalsの商品を手にするまでの手順を載せておきます。

以前当ブログで紹介した買物方法で、商品名や買物先のサイトレイアウトが違いますが、そこの部分を置き換えたり、読み換えて頂ければ対応できると思います。

DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)

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見出し「PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ」の項目にあるものを準備すれば基本的に取り扱うことができます。しかし他にあったらいいものがあります。

たとえば、アイコ4、ビクトリア6などのベースフィギュア、ビクトリア4から6向けに服やドレスを仕立て直すツールなどです。

リンク先のページを立ち上げたときは、あまりないかと思っていましたが、意外にあるなとわかり少しずつ充実させていきたいなと考えています。

上記紹介した商品によっては必要のないものが含まれているかもしれませんが、あっても邪魔にはならないものを載せています。

いきなり全部は無理なので、少しずつアイテムを追加していく予定です。基本的に自分が調べてあるいは実際に手にして良いなと思うものを載せています。よろしければご覧ください。

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