ダイナミックドレスに、すばらしいのが登場! 改訂版
ダイナミックドレスとは
ビクトリア4向けの服やドレスタイプには主に3種類あります。スーパーコンフォーミングドレス、コンフォームドドレス、そしてダイナミックドレスの3つ。
そのうちのダイナミックドレスとは、Poser専用機能で、Poser内のクロスルームで設定をして服やドレスをフィギュアに身に着けさせるものをさします。自分はそう呼んでいますが、ダイナミッククロスとかいったりします。
まれにDAZ Studio向けのもありますが商品数が少ないので、基本的にダイナミックといえば、Poser専用のものと考えていいでしょう。
Poserでフィギュアに何か着せる場合はここ
Poserで服やドレスを着せる場合、普通「POSE」で行います。上記3種類のうちここで扱えるのは、スーパーコンフォーミングドレス、コンフォームドドレスの2つ。DAZ Productionsやレンダロシティなどで販売される大半はこのタイプです。
ダイナミックドレスをフィギュアに着せる場合、「CLOTH」と記載されているところで行います。
ダイナミックドレスは手間いらずで便利
調べたところだとある設定項目を調整し、コンピュータに計算させて、フィギュアにぴったり着せられる機能がダイナミックドレス(ダイナミッククロス)とかいうそうです。
実際に試してみましたが、Victoria 4をカスタムシェイプをしたものでもきれいにフィットしました。コンフォーミングの場合と違い、モーフダイアルを動かすことなく徐々にフィギュアに着用させられていくのは面白く見えました。
いろいろな方法で試されている方が多く、その中からよさそうなのを選んで、ダイナミックドレスにトライしました。基本的に、
1.プロップライブラリから着せたいのを呼び出す
2.呼び出したのをある程度フィギュアにフィットさせる
3.クロスルームに行き、どの服・ドレスをフィギュアにつけるかを設定
4、最後に「Drape」か「Simulation」をクリックして、仕上がりを待つ
という感じです。仕上がり時間は、パソコンスペックにより変わるのでなんともいえません。あまり長いようなら、フィギュアをテクスチャなしの状態で行うと、割と早くできあがるかもしれません。
まだあまりないものの、その中から3つを紹介!
自分からすると、かなり便利なものだとわかったので、少しずつダイナミックタイプのをチェックしています。2~3年前くらいにはあまり見かけませんでしたが、最近ではかなり増えました。
Victoria 6、Victoria 7などの登場で影が薄くなっている印象ですが、ビクトリア4系フィギュアを今も利用しているのなら、検討する価値のあるカテゴリアイテムであると考えます。
たとえば以下で紹介しようとしているものは、クオリティの高いものばかりで、フィギュアの存在をより輝かせてくれる役割?を果たしていくれるでしょう。
どれもlilflameという販売者さんが出しているものですが、女性の美しさを際立たせるので、思わず欲しくなるものだと思います。商品選びの参考になれば幸いです。
高級感漂うドレス
①Dynamic Holiday Dress by lilflame
ナイトドレスっぽい感じの魅力的な商品。ダイナミックドレスでは、見た目からしてきれいなものだと思います。大人の女性が、着るのに最適といえます。
不思議なことに、顔立ちの優しいフィギュアでも、年齢や雰囲気を一気に大人に昇華させる効果が、このドレスには見受けられます。
コンフォームドタイプでは難しそうなのが、肩から腕のあたりにあしらわれているスリーブ状のもの。
できなくはないでしょうが、プロモ画像で見られるような柔らかさ、しなやかさは、ダイナミックドレスならではです。
右の画像のテクスチャ(ドレスの色などを変えるもの)以外にも数種類ありますが、どれも女性のしなやかさ、曲線美といったものを垣間見せ、うっとりしてしまう作品(商品)だと考えます。
クロスルームでどのような設定をしたらよいのかの簡単なチュートリアル(画像ファイル?)が付属していますので、あまり困ることはないでしょう。
紹介した商品: Dynamic Holiday Dress by lilflame
悪女か魔女をイメージのドレス?
②Dynamic Witchy Dress V4/Dawn by lilflame
こちらも上記同様とても魅力的なドレス。魔女のドレスらしいですが、別に普通のドレスとしてもいける気がします(魔女の雰囲気があるから、ダメか?)。
Dynamic Holiday Dress by lilflame同様、肩から腕にかけてのが、コンフォームドタイプのではなかなかつくりだせないものと思わせるし、レンダリング画像がより映えそうだなと期待を感じさせます。
また腰から下の部分もダイナミックドレスならではのものと感じさせ、きれいに仕上がっています。そういったのがうまく組み合わせられて、とても魅力的に映るのでしょう。
チュートリアルが付属してなさそうですが、ダイナミックドレスの基本的な使い方がわかればそれほど難しいことはないだろうと推察されます。
紹介した商品: Dynamic Witchy Dress V4/Dawn by lilflame
高貴で清楚なドレス?
③Dynamic Priestess Dress V4/Dawn by lilflame
司祭者用のドレス。こういうドレスってあまりないので貴重かもしれません。DAZ Productionsにあった気がします(なんだっけ?)。
しかしこちらのほうが生き生きとした感じが見ているものに伝わり、より感動?を呼ぶでしょう。もしかしたら、魔法使いの服として利用してもいけるかな?
上2つと違い別にダイナミックでなくてもよかった気がしますが、しいていえば腰から下の部分の柔らかなラインを出すのには大いに力を発揮?しているといえ、とてもきれいです。
カラーテクスチャ(ドレスの色を変えるもの)の色具合は、落ち着いた感じので統一しているようで、とてもいい印象。
チュートリアルがついていないのが、残念ですが、品の良い女性像?を演出するのに最適といえます。
紹介した商品: Dynamic Priestess Dress V4/Dawn by lilflame
以上が気に入っているダイナミックドレスです。どれもPoserでしか使えませんが、Victoria 4のどんなスタイルにも対応できてしまうポテンシャルの高さは無視できません。大セール時には狙っていきたいアイテムたちだと思います。
紹介した商品ページリンク先
①Dynamic Holiday Dress by lilflame
②Dynamic Witchy Dress V4/Dawn by lilflame
③Dynamic Priestess Dress V4/Dawn by lilflame
対応ソフト: Poser7以上、Poser Pro 2010以上
対応フィギュア: Victoria 4
支払方法: クレジットカードあるいはPayPal
※①~③の紹介した商品は、3DCGソフトのPoserで使えるデジタルデータです。
※似たようなソフトに「DAZ Studio」がありますが、①~③の商品たちは対応していません。
※Victoria 4は①~③の紹介した商品とは違う「DAZ Productions」ストアにあります。手にする方法は、
◆DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
※①~③の紹介した商品は、Renderosityストアで販売されています。買物方法は当ブログ記事の以下のリンク先で紹介しています。
◆Renderosityでのお買物方法 準備編
◆Renderosityでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆Renderosityでのお買物方法 実践編 その2(Renderosityの決済画面)
◆Renderosityでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ
紹介した商品(拡張版商品含む)は、Victoria 4に対応したデジタルデータ商品で、扱えるのはコンピュータ上になります。したがって必要なのは、
①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T
②Poser 10
③Poser Pro 2014
④DAZ Studio 4以上
⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originals
です。必要なのは、①、②か③か④、の2つ。当ブログではPoserで動きそうなのをメインに紹介しているので、②か③をおススメしています。これ以外のパソコンはこちらのページでも紹介しています。
以下の内容は、PoserとDAZ Studioを両方使いたい人向けで、なんとか工面しながらより楽しめるようにする心構え?みたいのが書かれています。
どんなPCを用意し、どう扱えば?
上記①~⑤のうち①~③について補足をしたいと思います。①はそのパソコンスペックでないと動かないというわけではなく、同等のスペックを持つものなら他のでも構いません。
いろいろなパソコンショップを見たところ、ツクモさんのが比較的安くて評判が良く、それでいて必要十分なパーツを積んでいるという点で良いなと思ったので、掲載しました。
①くらいのスペックを持つパソコンであるなら、Victoria 4はかなり快適に扱えるはずです。そして「Victoria 7 by DAZ Originals」以降のフィギュアも割と軽快に動かせるでしょう。
ただ第七世代以降を想定しているのなら、以下に注意してパソコンを選ぶ必要があります。
★OS: Windows 7 64ビット以上
★CPU: Core i5 or Corei7以上
★メインメモリ: 8GB以上
★GPU: Nvidia Geforce Seriesの良いもので2~6GB
★電源: 600~700Wくらい
OSは32ビットではなく、64ビット必須。なぜなら「V7」の動作条件になっているからです。そしてできれば「Windows 7 64ビット以上」を選びましょう。
「10」でも動くとは思いますが、実際試していないのでわかりません。当方は「Windows 7 64ビット」で動作確認しています。
残りのスペックは、Octane、Reality、DAZ Irayなどのレンダリングエンジンを利用するにあたり必要になります。
ここまでが高機能パソコンで注意することですが、なかなかに高額なので、自分でも改めてよく調べて、予算とも相談しながら、納得して手にしましょう。
ちなみに外国製のポーザーやDAZ Studioは、日本製のパソコンでもきちんと動きます。ただメーカー製(東芝、ソニーなど)のでは基本的にスペックが足りないし、動くように設計されていません。最近は高機能化していますが、まだGPU、電源などが追いついていない状態(将来的には変わる可能性はあります)です。
したがってカスタムメイドパソコンショップ(BTOショップ)に行って手に入れましょう。カスタムメイド(BTO)パソコンとはこちらの望むスペックでショップの人たちにつくってもらう半自作のPCのこと。有名なショップだとツクモさん、ドスパラさんなどがあります。
メーカーさんと違うのは基本自己責任で対応するというところ。具体的には、わからないことは全て自分で解決し、それでもわからなければショップの店員さんに聞いてみたりするといった感じでしょうか。大変かもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。
実際に取組みながら物事をひとつひとつ自分のペースで行っていくだけだからです。学生時代のように、試験時間はあと5分です、みたいなことはありません。ゆっくり時間をかけていけば、問題は解けて行きます。トライしてみてください。
PoserかPoser Proなのか
上記①~⑤の補足の続きです。②Poser 10と③Poser Pro 2014は機能的にはどちらも大して変わらないので、どちらか一方で構いません。
もっといってしまうとVictoria 4が動く条件を満たすPoser 7~9が手に入るならそれでもいいし、2010でも構いません。
現在(2017年1月24日)のところ、Poser7~9は非常に入手困難になっていると思われますので、上記の②と③を載せました。もし懐に余裕があるのなら、③Poser Pro 2014をおススメします。
理由としては、フォトショップ(エレメンツではありません)や外部ソフトと連携できたり、一部商品の問題を解消できる可能性があるからです。
Poser7で服やドレスを利用していると、たまに正常にその形状を保てずにソフト内に読み込まれる時があります。
たとえば、Poser7で「Sex Appeal - Blouse and Skirt for V4 by hameleon, santuziy78」をインストールして使おうとすると、スカートをそれとしてうまく読み込めずに画面いっぱいにオブジェクトが拡散してしまう現象が起こります(自分だけ?)。
そういうのを解消?できるのが、③Poser Pro 2014だったりするので良いと思います。ただPoser7でも何度かめげずに読込を行うと、正常にできたりするので、それをいとわなければ「7」でも良いでしょう。
DAZ Studio=Poser?
④DAZ Studio 4以上は、機能的?にはポーザーとほぼ同じソフトウェアで、どちらでもVictoria 4が利用できます。第四世代のフィギュアを使う分には、DAZ Studioでも全く問題ありません。
ただ大きく違うのは、ソフト自体が無料であること(将来的には有料?)。となると断然利用してみたくなりますが、ポーザーよりも使い込んでいくと、お金がかかったりします。
たとえば、DAZ Studioではプラグインというもので機能を拡張していくことができるのですが、そのプラグインが結構かかります。
ある程度わかっていれば抑えることができて、これほど良いソフトはないなと思ったりしますが、何もわからずいろいろと買い足したりしていくと金額的にすごいことになります。
懐にかなり余裕?があり、英語圏の情報を集めること(Poserも同じかな?)に没頭できるのなら、DAZ Studioはポーザーよりも優れた拡張性の高いソフトウェアといえます。
ちなみにRenderosityという海外オンラインストアでは、ポーザー向けのが大半で若干DAZ Studio向けが少なめです。
DAZでもPoserでも利用可能に
最後の補足事項「⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originals」(2017年1月24日現在無料で入手可能)についてです。
これはDAZ Studioでしか利用できなかった第六世代、七世代のフィギュアをポーザーでも使えるようにするためのツール。
第六世代以降が出てからはすっかり影を潜めている感じですが、どちらのソフトウェアでも使えるようになるのでかなり便利です。特に自分のように今でもポーザーを使うものからすると、非常に助かります。
自分的にはPoserのレンダリングの仕上がりが好きなので、なんとかならないかと思っていた時に出てくれたので、速攻で入手しました。
第六世代は試せたのですが、第七世代はできていません。しかし、以下(使用ソフト: Poser Pro 2014)の動画で紹介してくれているので、たぶんできるはずです。
上記①~⑤を手に入れるには
なお①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T以外はすべて海外オンラインストアで、支払いはすべてクレジットカードになります。おすすめはペイパルを通すと安心・確実?に決済できます。
ペイパルは、最近スマホ決済にも力を入れている世界に1億7千万人?以上の利用者を抱える、大手の決済仲介業者?さんです。もともとイーベイというオークションサイト傘下のサービスでしたが、独立し、がんばっています。
クレジットカードをペイペル社に登録しておけば、オンラインショッピングする際、相手(販売者)にカード番号を教えずに決済できるので、安心?して決済できるというのが、ペイパルというサービスであり、会社名です。
PoserやDAZ Studio関連アイテムを手にするときだけでなく、3DCG以外の買物を海外オンラインストアでするとき、とても役に立ちます。
しかしそのペイパル自体にクレカ番号を登録することが嫌だという方もいるかもしれません。その場合は、デビットカードという方法も使えます。こちらもだいたいのストアで対応しているので便利です。
あやふやですが、ペイパルにデビットカードも登録できた気がします。いろいろと心配されている方は「デビットカード」が良いかもしれません。
もし何が良いか迷っているなら、楽天カードやココカラファインカードはいかがでしょうか。前者はクレカ、後者はデビットカードです。
クレカでもデビットカードでも構いませんが、カード発行時にはできればVISAマークを選ぶと良いでしょう。ストアさんを見ると、ビザのマークが多いです。
アメリカンエクスプレス、マスターもありますが、なんとなくビザは目立っているように見えます。なぜかJCBは見ないです(あるのかな?)。
どちらもたぶん有名どこで基本無料なので良いだろうと思われるからです。特にココカラファインはカード式で、発行手数料、チャージ料金、維持手数料の3つが無料だからいいかなと。
他のデビットカードだとたまにとられてしまうので、助かります(最近少しずつ無料のものも出てきました)。こちらも当ブログで紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
★Poserをはじめるなら、クレジットカードを 改訂版
★ココカラファインカードを使ってみた 改訂版
★ココカラファインカードが使えた海外ストア 改訂版
PoserやDAZ Studio関連アイテムの買物は基本的に欲しいものをカートに入れて、チェックアウトボタンをクリックし、カード番号を入れていく形でできます。
参考までに④DAZ Studio 4以上と⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originalsの商品を手にするまでの手順を載せておきます。
以前当ブログで紹介した買物方法で、商品名や買物先のサイトレイアウトが違いますが、そこの部分を置き換えたり、読み換えて頂ければ対応できると思います。
◆DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
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見出し「PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ」の項目にあるものを準備すれば基本的に取り扱うことができます。しかし他にあったらいいものがあります。
たとえば、アイコ4、ビクトリア6などのベースフィギュア、ビクトリア4から6向けに服やドレスを仕立て直すツールなどです。
リンク先のページを立ち上げたときは、あまりないかと思っていましたが、意外にあるなとわかり少しずつ充実させていきたいなと考えています。
上記紹介した商品によっては必要のないものが含まれているかもしれませんが、あっても邪魔にはならないものを載せています。
いきなり全部は無理なので、少しずつアイテムを追加していく予定です。基本的に自分が調べてあるいは実際に手にして良いなと思うものを載せています。よろしければご覧ください。
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