Comfort Living Roomは、背景として使いたいかも!
Iray向けに最適化された背景素材
DAZ Productionsで販売されている背景素材商品「Comfort Living Room by Nikisatez」の紹介です。
DAZ Studioで使われることを第一に想定して制作されているようですが、「DSON Importer for Poser by DAZ Originals(無料)」を介せば、なんとかPoserでも利用できます。
プロモ画像は、透かしを見ればわかるように、DAZ Studioに最近新しく搭載されたレンダリングエンジン「Iray」向けに最適化されたもの。思わずため息というかすごさを感じると思います。
当商品を手にすると、簡単に宣伝画像のようなものが創り出せるようです。こういう系統の背景素材は宣伝画像がよくてその通りつくれそうだなと勘違い?しがちですが、プロモテキストを見る限り、そっくりそのままできる感じがします。
なぜなら「IRay H.MAT Full Preset Textures Include:」、「DAZ Studio IRay Material Preset」といった表記が見られるからです。
DAZ Studio4.8内で適用しレンダリングをしてやれば、同じものが目の前に出現?するものと思われます。
ただ完全にプロモ画像のようなものを目指すとなると「Iray」を使える環境はもちろん、少しのライトやマテリアルの微調整を余儀なくされるかもしれません。
3delightでもそこそこ良いものが
宣伝テキストには、DAZ Studioに従来から備わる「3delight」を使って、画像をつくるならその必要があると記載されています。
となると宣伝画像並みのモノは無理かということもなく、頑張れば、愛?があればいけるのではと思います。
「Iray」の環境がないからといって、取り扱いが大変なのかというとそうでもないでしょう。
標準ライト「3delight」でもかなりのクオリティを持った画像が、Poserに比べて割と手軽?に創り出せることが証明されています。
たとえば、アート画像をつくりみんなで評価共有していこう的なサイトで有名な「deviantART」のようなところを見ると標準ライトでつくったものが多く、よく感じます。
というのもそのライトの設定箇所のポイントを抑えるところが、Poserより圧倒的?に少なく単純?であるから、素晴らしいアート作品がつくられているのだと推測されます。
抑えるべきポイントは人により多少の違いはあれど、たぶん比較的扱いやすいのだということが、アート作品につながっているといえるのかもしれません。
いずれにしろ、当商品でも最初は大変かもしれませんが、「Iray」を利用してつくった画像に近いものが「3delight」でできると考えられます。
Irayって?
先ほどから出ている「Iray」は、ビデオカードを出していることで有名なNvidia社が出しているレンダリング技術?です。
とてもリアリティのある画像を創り出すものとして今年の5月くらいにDAZ Studioに導入されました。
正直自分もまだよくわかっておらず、判明しているのは、
1.Nvidia社のビデオカードてなくても使える(Raden HD?でもいける?)
2.CPUがCorei5、Corei7クラスで、メインメモリが6~12GBぐらいあると快適?
くらいです。ビデオカードの搭載メモリは2~3GBぐらいあると良さそうな気がします。
ネットで調べていると、CPUがCorei5、Corei7クラスでメインメモリがかなりあれば、ビデオカードのメモリはそんなにいらないみたいな記述(2015年6月6日現在)を見かけますが、いったいメモリ数は具体的にいくつなのかなとか思ってしまいます。
そこで自分の経験でわかる範囲で上の2つにまとめてみました。そんなに高いスペックは必要ないのかもしれませんが、用意しておけば将来的に外部のレンダリングエンジンに興味を持った時に融通が利いていいかなと思い、そうしてみました。
外部のレンダリングエンジンとは、Octane、V-ray、maxwellなどを指します。先ほど出てきた「deviantART」を見ると、個人でそういったものを利用している人を多く見かけますが、上の2つくらいのスペックは普通にパソコンに搭載しているようです。
他にも迂回作戦?的な方法を編み出しやっている方もいるみたいで、世界はすごいなと見ています。「Iray」に関する日本語圏の情報は少しずつ増えてきて、英語を見るのが面倒で嫌な当方にはとても助かっています。見ていると、もうすでに駆使している日本人の方もいるようで、驚いています。
残念な部分もあるが、商品の出来は素晴らしい!
話を戻します。当商品はおそらくリビングにあるであろう小物類が、整然ときれいに見える形で並べられているデジタルデータ商品です。
DAZ Studioで使う場合、「Full Preload Set」で全部のものを呼び出すことができるし、単品ずつカーテン、テーブル、部屋という風にもできます。
色の指定は、プロモ画像のモノだけですが、マテリアル設定でたぶん簡単に変えられるます。
たとえば、クッションやカーテンの色を変えたければ、マテリアル設定から変更することになります。
他の付属物は、「Iray」設定のマテリアルで、これが当商品の価値を高めているものでしょう。
そのマテリアルがなければ、自分でどえらい時間をかけて設定しなければならないからです。あるなしでだいぶ売れ行きが変わるのは言うまでもありません(そんなことないかな?)。
残念な点をもしあげるなら、DAZ Studio標準ライト「3delight」向けのマテリアル設定も合わせて商品に入れなかったことでしょうか。このくらいの値段が提示されているので、入れてあってもよかった気がします。
しかしそれ以外の不満点は見つからず、背景素材商品としては申し分ない、素晴らしいモノだと思うので、セール時に見つけられれば、積極的に検討したいもののひとつであると思います。いつまでか不明ですが、2015年6月6日現在、30%引きで販売されています。
紹介した商品ページリンク先
Comfort Living Room by Nikisatez
商品中身: リビングルームセット(カーテン、テーブル、クッションなどの単品やIray用のマテリアル設定を含む)
対応ソフト: Poser 9以上、Poser Pro 2012以上、DAZ Studio4以上
開催場所: DAZ Productions(海外オンラインストア)
支払方法: クレジットカードあるいはPayPal
※上記商品は、すべて3DCGソフト(PoserやDAZ Studio)で使えるデジタルデータです。
※上記商品は、すべてDAZ Productionsストアで販売されています。買物方法は当記事の以下のリンク先で紹介しています。
◆DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
上記で紹介したのはフィギュアがなくても大丈夫ですが、あると絵的に映えると思うので、ビクトリア4と6を以下で紹介しています。どちらかひとつあればよいですが、コスト的には第四世代が良いかもしれません。第七世代以降のでも問題ありません。
PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ
紹介した商品(拡張版商品含む)は、Victoria 4やVictoria 6(Genesis 2 Female)に対応したデジタルデータ商品で、扱えるのはコンピュータ上になります。したがって必要なのは、
①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T
②Poser 10
③Poser Pro 2014
④DAZ Studio 4以上
⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originals
です。必要なのは、①、②か③か④、の2つ。当ブログではPoserで動きそうなのをメインに紹介しているので、②か③をおススメしています。これ以外のパソコンはこちらのページでも紹介しています。
V4で使う場合⑤はいりませんが、V6をPoserで読み込む場合必要となります。また第六世代のを本格的に利用することを考えているなら、「Genesis 2 Female(s) Morphs Bundle by DAZ Originals」も一緒に入手しておくと良いと思います。
そのバンドルは、顔だちやスタイルを変更できるモーフで、ビクトリア6系モーフを利用するにあたり使います。
以下の内容は、PoserとDAZ Studioを両方使いたい人向けで、なんとか工面しながらより楽しめるようにする心構え?みたいのが書かれています。
どんなPCを用意し、どう扱えば?
上記①~⑤のうち①~③について補足をしたいと思います。①はそのパソコンスペックでないと動かないというわけではなく、同等のスペックを持つものなら他のでも構いません。
いろいろなパソコンショップを見たところ、ツクモさんのが比較的安くて評判が良く、それでいて必要十分なパーツを積んでいるという点で良いなと思ったので、掲載しました。
①くらいのスペックを持つパソコンであるなら、Victoria 4やVictoria 6はかなり快適に扱えるはずです。そして「Victoria 7 by DAZ Originals」以降のフィギュアも割と軽快に動かせるでしょう。
ただ第七世代以降を想定しているのなら、以下に注意してパソコンを選ぶ必要があります。
★OS: Windows 7 64ビット以上
★CPU: Core i5 or Corei7以上
★メインメモリ: 8GB以上
★GPU: Nvidia Geforce Seriesの良いもので2~6GB
★電源: 600~700Wくらい
OSは32ビットではなく、64ビット必須。なぜなら「V7」の動作条件になっているからです。そしてできれば「Windows 7 64ビット以上」を選びましょう。
「10」でも動くとは思いますが、実際試していないのでわかりません。当方は「Windows 7 64ビット」で動作確認しています。
残りのスペックは、Octane、Reality、DAZ Irayなどのレンダリングエンジンを利用するにあたり必要になります。
ここまでが高機能パソコンで注意することですが、なかなかに高額なので、自分でも改めてよく調べて、予算とも相談しながら、納得して手にしましょう。
ちなみに外国製のポーザーやDAZ Studioは、日本製のパソコンでもきちんど動きます。ただメーカー製(東芝、ソニーなど)のでは基本的にスペックが足りないし、動くように設計されていません。最近は高機能化していますが、まだGPU、電源などが追いついていない状態(将来的には変わる可能性はあります)です。
したがってカスタムメイドパソコンショップ(BTOショップ)に行って手に入れましょう。カスタムメイド(BTO)パソコンとはこちらの望むスペックでショップの人たちにつくってもらう半自作のPCのこと。有名なショップだとツクモさん、ドスパラさんなどがあります。
メーカーさんと違うのは基本自己責任で対応するというところ。具体的には、わからないことは全て自分で解決し、それでもわからなければショップの店員さんに聞いてみたりするといった感じでしょうか。大変かもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。
実際に取組みながら物事をひとつひとつ自分のペースで行っていくだけだからです。学生時代のように、試験時間はあと5分です、みたいなことはありません。ゆっくり時間をかけていけば、問題は解けて行きます。トライしてみてください。
PoserかPoser Proなのか
上記①~⑤の補足の続きです。②Poser 10と③Poser Pro 2014は機能的にはどちらも大して変わらないので、どちらか一方で構いません。
Victoria 4やVictoria 6が動く条件を満たします。第四世代ならPoser 7以降なら大丈夫なのですが、第六世代からPoser9かPro 2012以降でないと動作しないことになりました。
今手にするなら、その2つだと思い、載せました。あやふやですが、Pro版は2010でもいいかもしれません。もし懐に余裕があるのなら、③Poser Pro 2014をおススメします。
理由としては、フォトショップ(エレメンツではありません)や外部ソフトと連携できたり、一部商品の問題を解消できる可能性があるからです。
Poser7で服やドレスを利用していると、たまに正常にその形状を保てずにソフト内に読み込まれる時があります。
たとえば、Poser7で「Sex Appeal - Blouse and Skirt for V4 by hameleon, santuziy78」をインストールして使おうとすると、スカートをそれとしてうまく読み込めずに画面いっぱいにオブジェクトが拡散してしまう現象が起こります(自分だけ?)。
そういうのを解消?できるのが、③Poser Pro 2014だったりするので良いと思います。ただPoser7でも何度かめげずに読込を行うと、正常にできたりするので、それをいとわなければ「7」でも良いでしょう。
DAZ Studio=Poser?
④DAZ Studio 4以上は、機能的?にはポーザーとほぼ同じソフトウェアで、どちらでもVictoria 4が利用できます。第四世代のフィギュアを使う分には、DAZ Studioでも全く問題ありません。
ただ大きく違うのは、ソフト自体が無料であること(将来的には有料?)。となると断然利用してみたくなりますが、ポーザーよりも使い込んでいくと、お金がかかったりします。
たとえば、DAZ Studioではプラグインというもので機能を拡張していくことができるのですが、そのプラグインが結構かかります。
ある程度わかっていれば抑えることができて、これほど良いソフトはないなと思ったりしますが、何もわからずいろいろと買い足したりしていくと金額的にすごいことになります。
懐にかなり余裕?があり、英語圏の情報を集めること(Poserも同じかな?)に没頭できるのなら、DAZ Studioはポーザーよりも優れた拡張性の高いソフトウェアといえます。
ちなみにRenderosityという海外オンラインストアでは、ポーザー向けのが大半で若干DAZ Studio向けが少なめです。
DAZでもPoserでも利用可能に
最後の補足事項「⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originals」(2017年1月24日現在無料で入手可能)についてです。
これはDAZ Studioでしか利用できなかった第六世代、七世代のフィギュアをポーザーでも使えるようにするためのツール。
第六世代以降が出てからはすっかり影を潜めている感じですが、どちらのソフトウェアでも使えるようになるのでかなり便利です。特に自分のように今でもポーザーを使うものからすると、非常に助かります。
しかしあると、どちらのソフトウェアでも使えるようになるのでかなり便利です。特に自分のようにポーザーを使うものからすると、非常に助かります。
自分的にはPoserのレンダリングの仕上がりが好きなので、なんとかならないかと思っていた時に出てくれたので、速攻で入手しました。
第六世代は試せたのですが、第七世代はできていません。しかし、以下(使用ソフト: Poser Pro 2014)の動画で紹介してくれているので、たぶんできるはずです。
上記①~⑤を手に入れるには
なお①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T以外はすべて海外オンラインストアで、支払いはすべてクレジットカードになります。おすすめはペイパルを通すと安心・確実?に決済できます。
ペイパルは、最近スマホ決済にも力を入れている世界に1億7千万人?以上の利用者を抱える、大手の決済仲介業者?さんです。もともとイーベイというオークションサイト傘下のサービスでしたが、独立し、がんばっています。
クレジットカードをペイペル社に登録しておけば、オンラインショッピングする際、相手(販売者)にカード番号を教えずに決済できるので、安心?して決済できるというのが、ペイパルというサービスであり、会社名です。
PoserやDAZ Studio関連アイテムを手にするときだけでなく、3DCG以外の買物を海外オンラインストアでするとき、とても役に立ちます。
しかしそのペイパル自体にクレカ番号を登録することが嫌だという方もいるかもしれません。その場合は、デビットカードという方法も使えます。こちらもだいたいのストアで対応しているので便利です。
あやふやですが、ペイパルにデビットカードも登録できた気がします。いろいろと心配されている方は「デビットカード」が良いかもしれません。
もし何が良いか迷っているなら、楽天カードやココカラファインカードはいかがでしょうか。前者はクレカ、後者はデビットカードです。
クレカでもデビットカードでも構いませんが、カード発行時にはできればVISAマークを選ぶと良いでしょう。ストアさんを見ると、ビザのマークが多いです。
アメリカンエクスプレス、マスターもありますが、なんとなくビザは目立っているように見えます。なぜかJCBは見ないです(あるのかな?)。
どちらもたぶん有名どこで基本無料なので良いだろうと思われるからです。特にココカラファインはカード式で、発行手数料、チャージ料金、維持手数料の3つが無料だからいいかなと。
他のデビットカードだとたまにとられてしまうので、助かります(最近少しずつ無料のものも出てきました)。こちらも当ブログで紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
★Poserをはじめるなら、クレジットカードを 改訂版
★ココカラファインカードを使ってみた 改訂版
★ココカラファインカードが使えた海外ストア 改訂版
PoserやDAZ Studio関連アイテムの買物は基本的に欲しいものをカートに入れて、チェックアウトボタンをクリックし、カード番号を入れていく形でできます。
参考までに④DAZ Studio 4以上と⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originalsの商品を手にするまでの手順を載せておきます。
以前当ブログで紹介した買物方法で、商品名や買物先のサイトレイアウトが違いますが、そこの部分を置き換えたり、読み換えて頂ければ対応できると思います。
◆DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
◆DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
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見出し「PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ」の項目にあるものを準備すれば基本的に取り扱うことができます。しかし他にあったらいいものがあります。
たとえば、アイコ4、ビクトリア6などのベースフィギュア、ビクトリア4から6向けに服やドレスを仕立て直すツールなどです。
リンク先のページを立ち上げたときは、あまりないかと思っていましたが、意外にあるなとわかり少しずつ充実させていきたいなと考えています。
上記紹介した商品によっては必要のないものが含まれているかもしれませんが、あっても邪魔にはならないものを載せています。
いきなり全部は無理なので、少しずつアイテムを追加していく予定です。基本的に自分が調べてあるいは実際に手にして良いなと思うものを載せています。よろしければご覧ください。
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