JAngz_Qipao for V4は、デザインにこだわりあり!

   2016/10/20

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似たものはあるが、しっとりしたチャイナドレス?

JAngz_Qipao for V4

From Renderosity

Renderosity(レンダロシティ)で販売されているビクトリア4向けのダイナミックタイプのドレスに、「JAngz_Qipao for V4 by JAngz, SJFASHION」があります。

いわゆるチャイナドレスで、見た目がとてもきれいです。今回はその商品の紹介をしたいと思います。

ドレスは、様々なデザインカットに変えることのできる構成になっていて、楽しめます。

袖やスカート丈を短くしたり、長くしたりできる機能が備わっているダイナミックタイプは珍しいかもしれません。

JAngz_Qipao for V4

From Renderosity

含まれている色は主に、赤、黒、金の3種類。ちょっと少なめですが、伸縮機能搭載や描きこまれている図柄の素晴らしさを見れば、その少なさは大して気にならないはずです。

ビニール地のような光沢が気になりそうですが、見慣れてくると意外に悪くないと感じてくるから不思議なものです。

似たものでは、「Cheongsam Dress V4,A4,G4 by CJ-studio」や「EASY DYNAMICS China Dress by ironman13, Fugazi1968」の2つがありますが、この商品はその2つの良い部分を取り入れ、独自なものに仕上げているところが素敵です。

チャイナドレスは派手なイメージがなんとなくあり、2つはぴったりあてはまっています。しかし当商品は、微妙に彩度を落として、大人の色香を静かに引きだしているふうに見受けられました。ライトやレンダリング設定の加減なのかもしれませんが、「JAngz_Qipao for V4」にはグッと惹きつけられる要素がある気がします。

使用方法は載っているので安心?

JAngz_Qipao for V4

From Renderosity

なお商品は、ダイナミックタイプなので、ポーザー専用です。しかもクロスルームというのが入っているバージョンのしか使えません。

たぶん入っているのは、Poser7以上ですから、気をつけてください。プロモテキストにはPoser Pro 2010以上からとなっていますが、経験上Poser7以上であれば問題ないと思われます(たぶん)。

普通のアイテムは、クロスルームではなくて、「ポーズ」という場所(作業場)で扱います。「ポーズ」は、ポーザーを起動すると、画面左上の方に書いてあるものです。

JAngz_Qipao for V4

From Renderosity

起動した段階でいるので、意識することがないのですが、ダイナミックタイプアイテムを利用する時には、少し注意する必要があります。といっても慣れてしまえば大したことはありません。

今回紹介した商品の作業場は、クロスルームというところで行います。何をするかというと、まずフィギュア(Victoria 4)を読込み、必要な設定を順に設定していくだけです。

具体的には、ReadMeファイルにある「Usage Tips」を参考にしてもらえれば、わかるようになっています。その手順通りに行い、最後に「Simulation」をコンピュータにやらせます。少し待つと、フィギュアにきれいにドレスがフィットした状態が表れるはずです。

微妙に服から肌の一部が出て変だという場合は、もう一度「Usage Tips」を見直したり、クロス(Cloth Objects)で布がぶつかる対象を絞り込んだりすると、解消するかもしれません。基本的に手順通りであれば、あまり問題は起きないと推測されます。

時間がかかるのなら

やけにシミュレーションするのが遅いと感じたら、パソコンに積まれているメインメモリ数が少ないらしいので、多くすると改善されるでしょう(4GBぐらいあると割と早く処理する可能性あり)。

あとは、衝突検知をどこまでコンピュータにさせるかというのをしっかり設定して、負担を軽くしてやると、処理スピードが向上する可能性があります。

たとえば、クロスルームにあるクロス(Cloth Objects)の項目で、頭、手、足の衝突を無視と書いてあるのにチェック入れたりします。

一般的なコンフォームタイプよりいい場合も

JAngz_Qipao for V4

From Renderosity

難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまうとコンフォームタイプのより良かったりします。

というのはフィギュアのスタイルを気にすることなくきれいにフィットさせることができるからです。

コンフォームタイプは、つくりやすい?し仕草によりダイナミックタイプよりいい感じにフィットしてくれる面もありますが、フィギュアによりモーフダイアルを調整する手間がかかります。

一方設定さえ澄ませば、コンピュータが自動計算処理してフィットしてくれるダイナミックタイプは、手間いらず。この違いは大きく、第四世代利用者ならとてもうれしい機能であると思います(自分だけ?)。

Victoria 7 by DAZ Originals」以降、その存在感がなくなってきている気がしますが、服やドレスの破たんをなくしてくれる機能には捨てがたいものを感じます。DAZ Studio利用者には残念ですが、Poser利用者には今後も使われ続けてほしいものです。

販売者さんは?

JAngzさんとSJFASHIONさんの二人組。前者は初めてレンダロシティに商品を出したようで、今後どんな商品を繰り出してくるのか非常に楽しみです。

後者は久しぶりの新作で、2つめのチャイナドレスになります。以前よりも彩度を落として雰囲気を大人な感じに仕上げました。もしかしたらコラボしたことで、こういうのになったのかもしれません。いずれにしろ良い色合いとデザインです。

今回この商品を見て良いなと思ったのと同時に、もう少し宣伝画像に迫力が欲しかった気がしました。大人な装いを感じる空気感?はうまく引き出せたかとは思うのですが、見るものを惹きつける力が少しないという感じでしょうか。

ここまで素晴らしく出来ているのに、宣伝画像でもったいなく見えました。「EASY DYNAMICS China Dress by ironman13, Fugazi1968」くらいに豪快?にしたら、もっと見る人が増えて注目されるはずです。

この二人組はあまり人気を得ていないようなので、セール対象になるかは微妙ですが、選ばれれば積極的に狙っていきたいと考えます。

Poserの最新版がもうすぐ出そうですが、それにはダイナミックタイプを扱える機能は残してくれるのか、この二人組はビクトリア4系アイテムを今後も充実させるのか、そして拡張版は出るのか、チェックしていきたいところです。

紹介した商品ページリンク先

JAngz_Qipao for V4

From Renderosity

JAngz_Qipao for V4 by JAngz, SJFASHION

商品中身: ダイナミックドレス(色を変えるマテリアル含む)
対応ソフト: Poser Pro 2010以上
対応フィギュア: Victoria 4
販売場所: Renderosity(海外オンラインストア)
支払方法: クレジットカードあるいはPayPal

※紹介した商品は、3DCGソフト(PoserやDAZ Studio)で使えるデジタルデータです。
※対応ソフトがPoser Pro 2010以上となっていますが、たぶんPoser7以上でも動くと思われます(たぶん)。
※ダイナミックタイプのドレスなのでDAZ Studioでは動きません。プラグインを介せばできるらしいですが、当方はわかりません。
※対応フィギュアのVictoria 4は、DAZ Productionsで販売されているデジタルデータ商品です。紹介した商品とは違うストアで取り扱われています。

手にする方法は対象品をカートに入れて、チェックアウトし、決済するだけ。といっても難しいかもしれませんので、参考までに、入手方法を載せておきます。

リンク先のビジュアル、サイトレイアウトと若干違うかもしれませんが、適宜読み換えて頂ければ、大丈夫だと思います。
DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)
※紹介した商品は、Renderosityストアで販売されています。手にする方法は上と同じですが、慣れないと難しいかもしれませんので、買物方法を載せておきます。
Renderosityでのお買物方法 準備編
Renderosityでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
Renderosityでのお買物方法 実践編 その2(Renderosityの決済画面)
Renderosityでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)

PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ

紹介した商品(拡張版商品含む)は、Victoria 4に対応したデジタルデータ商品で、扱えるのはコンピュータ上になります。したがって必要なのは、

Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T
Poser 10
Poser Pro 2014
④DAZ Studio 4以上
DSON Importer for Poser by DAZ Originals

です。必要なのは、①、②か③か④、の2つ。当ブログではPoserで動きそうなのをメインに紹介しているので、②か③をおススメしています。これ以外のパソコンはこちらのページでも紹介しています。

以下の内容は、PoserとDAZ Studioを両方使いたい人向けで、なんとか工面しながらより楽しめるようにする心構え?みたいのが書かれています。

どんなPCを用意し、どう扱えば?

上記①~⑤のうち①~③について補足をしたいと思います。①はそのパソコンスペックでないと動かないというわけではなく、同等のスペックを持つものなら他のでも構いません。

いろいろなパソコンショップを見たところ、ツクモさんのが比較的安くて評判が良く、それでいて必要十分なパーツを積んでいるという点で良いなと思ったので、掲載しました。

①くらいのスペックを持つパソコンであるなら、Victoria 4はかなり快適に扱えるはずです。そして「Victoria 7 by DAZ Originals」以降のフィギュアも割と軽快に動かせるでしょう。

ただ第七世代以降を想定しているのなら、以下に注意してパソコンを選ぶ必要があります。

★OS: Windows 7 64ビット以上
★CPU: Core i5 or Corei7以上
★メインメモリ: 8GB以上
★GPU: Nvidia Geforce Seriesの良いもので2~6GB
★電源: 600~700Wくらい

OSは32ビットではなく、64ビット必須。なぜなら「V7」の動作条件になっているからです。そしてできれば「Windows 7 64ビット以上」を選びましょう。

「10」でも動くとは思いますが、実際試していないのでわかりません。当方は「Windows 7 64ビット」で動作確認しています。

残りのスペックは、Octane、Reality、DAZ Irayなどのレンダリングエンジンを利用するにあたり必要になります。

ここまでが高機能パソコンで注意することですが、なかなかに高額なので、自分でも改めてよく調べて、予算とも相談しながら、納得して手にしましょう。

ちなみに外国製のポーザーやDAZ Studioは、日本製のパソコンでもきちんと動きます。ただメーカー製(東芝、ソニーなど)のでは基本的にスペックが足りないし、動くように設計されていません。最近は高機能化していますが、まだGPU、電源などが追いついていない状態(将来的には変わる可能性はあります)です。

したがってカスタムメイドパソコンショップ(BTOショップ)に行って手に入れましょう。カスタムメイド(BTO)パソコンとはこちらの望むスペックでショップの人たちにつくってもらう半自作のPCのこと。有名なショップだとツクモさん、ドスパラさんなどがあります。

メーカーさんと違うのは基本自己責任で対応するというところ。具体的には、わからないことは全て自分で解決し、それでもわからなければショップの店員さんに聞いてみたりするといった感じでしょうか。大変かもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。

実際に取組みながら物事をひとつひとつ自分のペースで行っていくだけだからです。学生時代のように、試験時間はあと5分です、みたいなことはありません。ゆっくり時間をかけていけば、問題は解けて行きます。トライしてみてください。

PoserかPoser Proなのか

上記①~⑤の補足の続きです。②Poser 10と③Poser Pro 2014は機能的にはどちらも大して変わらないので、どちらか一方で構いません。

もっといってしまうとVictoria 4が動く条件を満たすPoser 7~9が手に入るならそれでもいいし、2010でも構いません。

現在(2017年1月24日)のところ、Poser7~9は非常に入手困難になっていると思われますので、上記の②と③を載せました。もし懐に余裕があるのなら、③Poser Pro 2014をおススメします。

理由としては、フォトショップ(エレメンツではありません)や外部ソフトと連携できたり、一部商品の問題を解消できる可能性があるからです。

Poser7で服やドレスを利用していると、たまに正常にその形状を保てずにソフト内に読み込まれる時があります。

たとえば、Poser7で「Sex Appeal - Blouse and Skirt for V4 by hameleon, santuziy78」をインストールして使おうとすると、スカートをそれとしてうまく読み込めずに画面いっぱいにオブジェクトが拡散してしまう現象が起こります(自分だけ?)。

そういうのを解消?できるのが、Poser Pro 2014だったりするので良いと思います。ただPoser7でも何度かめげずに読込を行うと、正常にできたりするので、それをいとわなければ「7」でも良いでしょう。

DAZ Studio=Poser?

DAZ Studio 4以上は、機能的?にはポーザーとほぼ同じソフトウェアで、どちらでもVictoria 4が利用できます。第四世代のフィギュアを使う分には、DAZ Studioでも全く問題ありません。

ただ大きく違うのは、ソフト自体が無料であること(将来的には有料?)。となると断然利用してみたくなりますが、ポーザーよりも使い込んでいくと、お金がかかったりします。

たとえば、DAZ Studioではプラグインというもので機能を拡張していくことができるのですが、そのプラグインが結構かかります。

ある程度わかっていれば抑えることができて、これほど良いソフトはないなと思ったりしますが、何もわからずいろいろと買い足したりしていくと金額的にすごいことになります。

懐にかなり余裕?があり、英語圏の情報を集めること(Poserも同じかな?)に没頭できるのなら、DAZ Studioはポーザーよりも優れた拡張性の高いソフトウェアといえます。

ちなみにRenderosityという海外オンラインストアでは、ポーザー向けのが大半で若干DAZ Studio向けが少なめです。

DAZでもPoserでも利用可能に

最後の補足事項「DSON Importer for Poser by DAZ Originals(2017年1月24日現在無料で入手可能)についてです。

これはDAZ Studioでしか利用できなかった第六世代、七世代のフィギュアをポーザーでも使えるようにするためのツール。

第六世代以降が出てからはすっかり影を潜めている感じですが、どちらのソフトウェアでも使えるようになるのでかなり便利です。特に自分のように今でもポーザーを使うものからすると、非常に助かります。

自分的にはPoserのレンダリングの仕上がりが好きなので、なんとかならないかと思っていた時に出てくれたので、速攻で入手しました。 

第六世代は試せたのですが、第七世代はできていません。しかし、以下(使用ソフト: Poser Pro 2014)の動画で紹介してくれているので、たぶんできるはずです。

上記①~⑤を手に入れるには

なお①Shade推奨モデル ベーシックモデル SM7J-A64/T以外はすべて海外オンラインストアで、支払いはすべてクレジットカードになります。おすすめはペイパルを通すと安心・確実?に決済できます。

ペイパルは、最近スマホ決済にも力を入れている世界に1億7千万人?以上の利用者を抱える、大手の決済仲介業者?さんです。もともとイーベイというオークションサイト傘下のサービスでしたが、独立し、がんばっています。

クレジットカードをペイペル社に登録しておけば、オンラインショッピングする際、相手(販売者)にカード番号を教えずに決済できるので、安心?して決済できるというのが、ペイパルというサービスであり、会社名です。

PoserやDAZ Studio関連アイテムを手にするときだけでなく、3DCG以外の買物を海外オンラインストアでするとき、とても役に立ちます。

しかしそのペイパル自体にクレカ番号を登録することが嫌だという方もいるかもしれません。その場合は、デビットカードという方法も使えます。こちらもだいたいのストアで対応しているので便利です。

あやふやですが、ペイパルにデビットカードも登録できた気がします。いろいろと心配されている方は「デビットカード」が良いかもしれません。

もし何が良いか迷っているなら、楽天カードやココカラファインカードはいかがでしょうか。前者はクレカ、後者はデビットカードです。

クレカでもデビットカードでも構いませんが、カード発行時にはできればVISAマークを選ぶと良いでしょう。ストアさんを見ると、ビザのマークが多いです。

アメリカンエクスプレス、マスターもありますが、なんとなくビザは目立っているように見えます。なぜかJCBは見ないです(あるのかな?)。

どちらもたぶん有名どこで基本無料なので良いだろうと思われるからです。特にココカラファインはカード式で、発行手数料、チャージ料金、維持手数料の3つが無料だからいいかなと。

他のデビットカードだとたまにとられてしまうので、助かります(最近少しずつ無料のものも出てきました)。こちらも当ブログで紹介しているので、よろしければ参考にしてください。

Poserをはじめるなら、クレジットカードを 改訂版
ココカラファインカードを使ってみた 改訂版
ココカラファインカードが使えた海外ストア 改訂版

PoserやDAZ Studio関連アイテムの買物は基本的に欲しいものをカートに入れて、チェックアウトボタンをクリックし、カード番号を入れていく形でできます。

参考までに④DAZ Studio 4以上と⑤DSON Importer for Poser by DAZ Originalsの商品を手にするまでの手順を載せておきます。

以前当ブログで紹介した買物方法で、商品名や買物先のサイトレイアウトが違いますが、そこの部分を置き換えたり、読み換えて頂ければ対応できると思います。

DAZ Productionsでのお買物方法 準備編
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その1(カートに入れる)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その2(DAZの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その3(PayPalの決済画面)
DAZ Productionsでのお買物方法 実践編 その4(DAZの決済画面再び)

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見出し「PoserやDAZ Studioにこれから触れる人たちへ」の項目にあるものを準備すれば基本的に取り扱うことができます。しかし他にあったらいいものがあります。

たとえば、アイコ4、ビクトリア6などのベースフィギュア、ビクトリア4から6向けに服やドレスを仕立て直すツールなどです。

リンク先のページを立ち上げたときは、あまりないかと思っていましたが、意外にあるなとわかり少しずつ充実させていきたいなと考えています。

上記紹介した商品によっては必要のないものが含まれているかもしれませんが、あっても邪魔にはならないものを載せています。

いきなり全部は無理なので、少しずつアイテムを追加していく予定です。基本的に自分が調べてあるいは実際に手にして良いなと思うものを載せています。よろしければご覧ください。

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